サマースクールとは?

サマースクールって聞いた事があるけど、実はよく分からない・・・そんな方も多いのではないでしょうか。

ハワイのサマースクールには語学学校が主催する英語力向上を目的としたもの、美術館や動物園などが主催するアクティビティなど幾つか種類がありますが、ここでは入学準備という趣旨に沿って学校で行われるものについて取り上げます。

何をするの?

基本的に学校でのサマースクールは、補習授業を指します。学校によってサマープログラム、サマークラスなど名称は様々で、幼稚園〜大学まで公立・私立を問わず実施され、多くの子ども達が通います。

内容は大きくAcademic(座学を中心とした科目授業)とEnrichment(スポーツ・音楽・美術や、ロボット工学やハワイの環境学など普段の授業とは違うトピック)の2つに分けられます。特に、趣味や特技の向上や新しい体験のため、人気のあるEnrichmentのクラスあっという間にいっぱいになってしまうようです。

期間はどのくらい?

期間は夏休みが始まってすぐ、6月上旬から数週間から1か月半程度が多いですが、コースによって様々です。日本とハワイでは夏休みがずれていますので、 日本から夏休みを利用して参加する場合はプログラムの内容と同様に、開催時期も大きな検討要項となりますね。拘束時間は半日から、午前は学業、午後はその他など1日をかける学校もあります。

誰でも通えるの?

サマースクールに通うのはその学校の生徒だけではありません。自分が通う学校以外が開催するサマースクールに参加する事も可能ですので、他校や他国からの参加者も多くみられます。次年度以降の編入を検討している場合は是非志望校のサマースクールに参加してみましょう。

参加の条件は?

在校生以外の参加者に、健康診断書や予防接種の証明、現地での連絡先などの提出を義務付けている学校もあります。また、授業についていけるだけの英語力がないと判断された場合、参加できない事もあります。

英語力に不安がある場合は、英語を第一言語としない生徒のためのコースを設けている学校を選びましょう。

申し込みは?

サマースクールの情報は早い時期から公開され、私立校では2月上旬あたりから受付を開始します。また、毎年DOE(Hawaii Department of Education)が公立校のサマースクール一覧表を公開しています。公立校の受付は4月〜5月と少し遅めです。

申し込み時には前述の補足書類が必要ですので、早めに用意を始めたいですね。

編入・入学が決まったら

学校によって編入生や新入学生に学年が始まる前のサマースクール参加を推奨・義務づけている場合があります。学校から結果に関する通知が来たらすぐに確認しましょう。申し込み順の受付が基本ですが、多くの学校で新入生やWaiting Listにのっている生徒を優先的に受け入れています。

秋からの新学期前に学校の空気やお友達に慣れるとても良い機会です。義務参加ではなくとも是非参加したいですね。

参加の前に

サマースクール初日がスムーズに進むよう、期間前にキャンパス・オリエンテーションを開催する学校もあります。是非お子さんと参加して、教室の場所や担当教師を確認しましょう。