授業紹介 – スタンドアップパドル –

2010年、6年生からハワイの Punahou School に通い、卒業後は日本の大学の国際教養学部に通っています。ハワイでの高校生活や、普段の生活を通して感じた事、体験した事をみんなとシェアしたいと思います。

ハワイらしい授業がたくさん

今日紹介する授業は、日本でも馴染み深い体育の授業です!もちろん、ハワイにも日本と同じような体育のクラスがあります。プナホウでも中学生の頃は一般的な球技やマラソン、水泳、など・・・聞いた事のある授業が多いですよね。

けれど、高校にあがると選択可能な体育のコースは大幅に増えます。高校の体育は、集中的に1つのスポーツを学ぶ授業が多いです。バスケットボール、野球、陸上など典型的なものもありますが、人気が集まるのは、やはりカヌー、ヨット、サーフィンなど海上スポーツです。

私も友達十数人と一緒に、スタンドアップパドルの体育コースを履修する事にしました。クラスの生徒はほぼ全員友達でした!

スタンドアップパドル

最初に、スタンドアップパドルというスポーツをご存知ですか?
最近は観光客にも人気があるようです。サーフボードを少し太くしたようなボードに立って、カヌーに使うようなパドルを使って海の上を進んで行きます。最初は比較的穏やかな海で練習するので、初心者でも挑戦しやすいスポーツです。

授業はこんな感じ

スタンドアップパドルの授業は週に2回、火曜と木曜の放課後に行われました。海上スポーツを履修した場合、ほとんどのコースは移動時間も考慮して放課後に始まります。

授業はプナホウから距離が近いワイキキビーチで実地されました。

ワイキキビーチで営業している、スタンドアップパドル&サーフボードスクールがボードを貸してくれました。更に、スクールのコーチの人達も何人か毎回付き添って教えてくれたので、安心して授業に専念できました。

授業のためにビーチへ

吸い込まれそうな程の透明度!

穏やかな海をコーチについて漕ぐのはリラックスできましたが、私と友達数人はその内少し物足りなくなってしまいました。

その不満を聞いたコーチの人達が次回のクラスからサーフィンも興味があれば教えてあげるよ、と言ってくれたので迷わずサーフィンに移行しました。

サーフィン

2、3人に1人コーチがついてくれるので、各生徒のことをきちんと見てくれます。初心者の内はあまり遠くへ行かず、浅瀬の小さな波に乗ります。

小さい波は恐怖はあまり感じませんが、サーフボードでは少し乗りにくいです。
でも心配することはありません。コーチの人達が後ろからボードを押してくれるので、生徒はボードに立つだけでも波に乗ることが出来ます。

夕陽をバックに波に乗る

私は穏やかな海をゆっくりスタンドアップパドルで進んでいくよりは、一瞬のチャンスを逃さず波に乗るサーフィンの方が気に入ったので途中からはサーフィンを選んでいたのですが、きちんと参加していたのでいい成績をもらえました。

最後に・・・

ハワイに住む人たちにとって、海はとても大事な場所です。海は生命力が溢れている為、島の人たちも活力を貰っている、といった感じでしょうか。それをふまえた上で、友達と海で体育の授業をできたのはとてもいい経験だったと思います。