JOURNAL

ハワイの公共交通 TheBus(ザ・バス)の利用方法と便利アプリ3選

BIHIのWEB制作を担当するKIDが、長期休暇を取得し念願のハワイにプチ移住体験。
2017年4月〜7月まで86日間、中学校1年生レベルの英語でもハワイで生活ができるのか、行き当たりばったりな珍生活をお届けします。

こんにちはKIDです。
ハワイ滞在中の移動手段は、レンタカー・タクシー・トロリー・バス(TheBus)が一般的。
しかし慣れない国での交通機関の利用は、勝手が分からず最初はドキドキするもの。

今回はハワイの公共交通、TheBusの利用方法について解説。

TheBusの乗り方

日本のバスには乗車時に整理券を取るなどルールがあるが、ハワイのTheBusも同じく乗車する際にルールがある。
まずはイメージをつかむために、ハワイ州観光局の動画を見ていただきたい。

ハワイ州観光局 -ザ・バスで気ままに島巡り-

1 バス停

バス停の標識のRoutesと書かれたところの番号がバスのルート番号。[1][8][C]などの番号等が割り振られており、その番号のバスがその場所に停車する。

バスの運行時間を調べるには時刻表を手に入れるか、スマートフォンのGoogleMapsアプリで検索すると、およその出発時間がわかる。

2 乗り方

バスの前方のドアから乗車するが、降車する人がいないかを確かめてから乗車する。
1回の乗車で$2.75 子供6-17才は$1.252018/1/1から料金改定)で終点まで同じ料金で乗車できるが、料金を支払う際にはお釣りが出ないので、事前に料金がピッタリになるように事前に用意してから乗車する。

交通系ICカード『Holo(ホロ)』カードの導入

2019年(予定)から日本の『Suica』などと同様に『Holo(ホロ)』カードサービスがハワイで試験導入。事前にカードに金額をチャージし、バスに乗車する際にタッチして精算する仕組み。セブン-イレブン・フードランドなどの指定された店舗か、シティホールなどでチャージ・販売ができる予定。

以前ハワイに旅行をした際に、5ドル紙幣しか所持しておらず、他の乗客の方に協力をしてもらい両替をしてもらった経験があります。
本当にお釣りが出ないので、迷惑をかけないように事前に用意しておきましょう。
 
いつでも両替してあげられるように、ポケットには¢25を4枚入れておくようにしています。

3 トランスファー・チケット(乗り換え券)・1日乗車券

ドライバーさんにお願いするとトランスファー・チケット(乗り換え券)がもらえたのですが、2017年9月30日までで廃止

その代わり、10月1日から1日パス(ワンデーパス)を$5.50(2018/1/1から料金改定)で乗車時にドライバーから購入することができる。
この1日乗車券は深夜0時〜翌朝の2: 59まで27時間有効で乗り降り自由。

4 乗車時

バスの前方は優先席が多いので、なるべくバス後方に乗車するのがオススメ。
地元の人は後ろの降車口に近い席に陣取る事が多い。

優先席に注意

日本同様、TheBusには優先席が設けられている。お年寄りや体の不自由な方のために、健康な方は席を空けておきたい。

5 降り方

最新式のバスには電光掲示板車内アナウンスが1回だけ流れる。自分の降りたいバス停が近づいたら、窓に通されているヒモを引きドライバーに知らせる。合図がちゃんと受付られていると「STOP REQUESTED」と電光掲示板と車内アナウンスが流れる仕組みになっている。

旧式のバスに乗車するとアナウンスすら無い場合もあるので注意。
 
紐を引いたのに、合図がちゃんと届いておらず、バス停を通りすぎてしまい、
慌てて「Please Get off!!」と叫んだ経験も。。

降りる際は前後のドアから降車でき、後方のドアから降車する場合には注意が必要。
ドアの上に緑色のランプがあり、点灯したら降車できるサイン。

最新車両の場合は「TOUCH HERE TO OPEN DOOR」の黄色いシールの部分を軽く押すか、旧式の場合はドアのレバーを軽く押すとドアが開く。

TheBusを利用する際に必ず役に立つ!便利なアプリ3選

1 GoogleMaps

ハワイで移動をする際の必須アプリ。
行き先と現在地を入力して「バス」のマークをタップすると

  • バスの番号
  • およその出発時刻
  • 経路
  • バス停の場所
  • 所要時間

を表示してくれる最強アプリ。

GPSを使用して現在地を教えてくれるので、初めて訪れる場所等、降車に自身がない時は現在地を確認しながら、乗り過ごさないようにしたい。

iPhoneにダウンロード Androidにダウンロード

2 Transit

とっても便利なGoogle Mapsだが、稀に30分間隔で運行している区間のはずなのに1時間後のバスを勧めてきたりする事がある。そのため、疑わしい時はTransitアプリを併用するのがオススメ。

誰もいないバス停で、来るはずのないバスを30分以上待った経験あり。

使い方はGoogle Maps同様に目的地を入力し、「Directions to Here」をタップするとオススメの最短経路をグラフでわかりやすく表示してくれる。

表示された経路をタップすると、地図付きで細かい経路も教えてくれる。

iPhoneにダウンロード Androidにダウンロード

3 Da Bus2

近くのバス停と路線番号を確認したい時にオススメのアプリ。

使い方はアプリを起動し、「最寄りのバス停」というボタンをタップ。
現在地を中心としたバス停一覧が表示されるので、該当のバス停をタップし、最新到着案内をタップする。
バス停に到着するバスの路線番号と現在の時間を起点とした時刻表を見ることができる。

iPhoneにダウンロード Androidにダウンロード

バスの車内に忘れ物をした場合

TheBusには遺失物(Lost & Found)のオフィスがあり、保管期間は30日

電話番号 808-848-5555(内線4)
住所 Kalihi Transit Center(Corner of Middle Street & Kamehameha Highway)
営業時間 月曜〜金曜 7:30〜16:00
ホームページ TheBus – Lost Found

もし、上記の時間外で財布やパスポートなど緊急を要する場合は5:30〜22:00の間であればTheBusのインフォーメーションセンターが対応をしてくれるみたいです。

電話番号 808-848-5555(内線2)

詳しくはホームページをチェックしてみてください。

まとめ

以上がTheBus(ザ・バス)の利用方法でした。

ハワイに住んでいる人はバスの公共福祉に対する意識がとても高く、朝のラッシュ時には女性を手すりのある安全なバス後方に誘導したり、お年寄りの方でもお互いに声をかけあって席を譲りあう姿を多く見かけます。

公共機関ですので、お互い助け合いながら利用したいですね。

TheBus 遺失物(Lost & Found)センター

住所Kalihi Transit Center
電話808-848-5555(内線4)
ホームページThe Bus 遺失物(Lost & Found)

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