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カハラホテルで、世界海洋デーを祝うイベントが開催

ホノルルのカハラホテルで6月8日に世界海洋デーが開催された。カハラホテルでは去年から始まったもので今年は2回目の世界海洋デーイベント。この世界海洋デーとは、2009年に国際連合によって制定された国際デー。海は地球上の表面積の7割を占め、私たちの生活においても大きく影響がある。ハワイは島であり、海に囲まれていることもあり、皆の意識が高いことでも知られている。
そんな中カハラホテルでは教育と家族全員で楽しい一日をということで、家族で楽しめるイベントの数々が行われた。アメリカではすでに学校が終了となり夏休みになっていることもあり、当日はアメリカ本土からやってきた宿泊のお客様に限らず、地域の子供たちも出席できるような無料のイベントとなっており、多くの地元の子供も参加した。
内容は、私たちの海を保護する方法を学ぶ、また将来の世代のためにそして参加する教育プログラムと、その日に特設されたポップアップブースの数々。教育プログラムでは、ドルフィンクエストとハワイアンレガシーフォレストがこのプログラムに参加。このドルフィンクエストは、ドルフィンの生態、彼らが活動する海洋生物に関しての保護について教え、旅行客に対してハワイの海洋環境に対して何が貢献できるかを学ぶもの。ハワイアンレガシーフォレストは、NPO団体であり、ハワイ固有種のミロの木を植樹する活動を広げている。宿泊者は1泊8ドルの寄付金により植樹のプログラムに参加できる。ハワイアンレガシーフォレストが責任を持ってノースショアの指定された場所に植樹をする。この活動をハワイアンレガシーと始めたのはオアフ島のホテルの施設ではカハラホテルが初。現在この団体はワイキキのアロヒラニなど、他のホテルでもその活動は広がってきている。

ポップアップストアでは、プルメリアやブーゲンビリア、オーキッドを使ってのレイ作りのワークショップ、また今年から始まったリボンレイ は、現地の子供たちに人気を集めていた。また、ラウハラの葉を使ってハワイ伝統工芸のラウハラ網を使ってブレスレットを作ったり、ハワイの伝統工芸のアクティビティの一つである竹製の模様スタンプであるカパスタンピング等を行い、しおりなどを作ったりした。
今年で2回目のこのイベント。この開催日が水曜であったことから、ケイキアートデーも同時に開催された。これは毎週水曜に3時半から5時半の2時間、ハワイ海洋生物学機関の協力のもと、5歳以上からで、海に住むに生物について学ぶ無料のアクティビティ。例えば、色鉛筆で海の生物を描いていたり、段ボールで使って亀を作ってみたりと海の生物について学ぶアクティビティだ。また、毎週金曜の朝10時からお昼まで、タッチタンクのイベントも開催中。ハワイ海洋性物学機関が協力して生体を学ぶ、珊瑚、うに なまこ スターフィッシュなどを実際に触わることもできる。このケイキアートデーとタッチタンクは毎週引き続き開催されると言うことだ。