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マウイの大火事を受けて、多くの団体、支援の輪

先月に起きたマウイの大火事により、その直後からマウイ島に住んでいた多くの人がホノルルに避難し、アラモアナセンター近くのコンベンションセンターが臨時の避難場所及び滞在所になったり、また多くのワイキキにあるホテルも滞在用に部屋を提供したりと当初はしていたが、だいぶ落ち着きを取り戻しつつあるようだ。行方不明者は338人から100名くらいは生存者が名乗り出てているということ。捜索の方はほぼ99%が完了しているようで、残りは海の中のようだ。グリーン州知事も 「マウイ島西部の観光客は当面避け、マウイ島東部や他のハワイ諸島では旅行者を歓迎」と声明している。

支援の輪はひろがり、ホノルルの街の至るスーパーやショップやホテルなどでも募金活動がされている。ハワイ州観光局 日本支局は、マウイ島西部の山火事災害に対する心配の声や支援方法について多くの方々から問い合わせをいただいていることを受けて、被災者の方々、地域の一日も早い復旧、復興を支援するための「マウイ島西部 山火事救援金」受付サイトを開設し、8月17日(木)より日本円で救援金受付を開始した。寄せられた救援金は、ハワイ州やマウイ郡が推奨するハワイコミュニティ財団が設立した「マウイストロング基金」に全額送金される。

Photo by Ahi Poki

ホテルでは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジがマウイ島で発生した大規模火災からの復興を支援する為、2023年9月2日(土)に『アロハ・フォー・マウイ』ベネフィットコンサートを開催した。同イベントの入場料全額がハワイコミュニティ財団が設立したマウイストロング基金へ寄付される。アロヒラニ・リゾート・ワイキキビーチとその系列ホテルは、マウイ島で支援を必要としている家族のために100万ドルの寄付を集めることを目標に掲げているハイゲート・チャリタブル・ファンデーションに、今後のホテル予約1件につき10ドルを寄付する。ツインフィン・ワイキキとその系列ホテルは、マウイ島で支援を必要としている家族のために100万ドルの寄付を集めることを目標に掲げているハイゲート・チャリタブル・ファンデーションに、今後のホテル予約1件につき10ドルを寄付する。

またショップでは、Maui Humane Societyが、日本全国にある30店でマウイへの義援金を募り、ハワイ法人のキャットカフェ・モフを通じてマウイ・ヒューメインソサエティに寄付。Dean and DelucaではMade in Mauiコーナーを設置し、マウイ産商品の売上利益全額を寄付、カップやバッグなどの物品寄付、フードランドでは、お会計時に寄付したい金額をキャッシャーに伝える(最大$249まで)、保有の250マイカイポイントで5ドル分の寄付、購入金額の端数切り上げてお支払いいただくことで寄付などを。
Redfish Poke Barでは、8月27日(日)、ワイキキ店の純収益100%をマウイフードバンクに寄付、9月10日(日)、カカアコ店の純収益100%をマウイフードバンクに寄付、ワイキキマーケットでは、店舗にて寄付金受付 9月3日(日)、併設レストラン『オリリ・ワイキキ』の純収益100%をマウイフードバンクに寄付、9月9日(土)、『ピコ・キッチン+バー』の純収益100%をマウイフードバンクに寄付、また、ハワイ州で11店舗の人気アイスクリームショップ「バスキンロビンス」をフランチャイズ運営する31AIKALIMA LLC(31アイカリマ社)は、このほどバスキンロビンス本社(BRUSA)と共に、両社合わせて2万ドルを非営利目的団体ハワイコミュニティ財団によるマウイストロング基金に寄付した。