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5月のオアフ島住宅販売は22%減少、マンション販売は50%減少

ハワイの地元紙パシフィックビジネスニュースによると、ホノルル不動産協会は、オアフ島のマンションの売り上げは51%減少し、価格の中央値は4%減少したと発表。オアフ島の一戸建て住宅販売は、Covid-19が5月の住宅用不動産市場に影響を及ぼし続けたため、平均価格が3.5%上昇し、マンションの販売が51%減少し、中央値は22.5%減少した。ホノルル不動産協会によると、価格は4%減少したという。

2019年5月に販売された一戸建ての住宅は248戸で、2019年5月に販売された320戸より22.5%減少。しかし住宅の中央値は、昨年の77万ドルから3.5%上昇して797,000ドルとなった。販売されたマンションの数は、前年の520ユニットから51.2%減少して254ユニットになり、中央値は昨年の417,500ドルから4.4%減少して$ 399,000と報告。前年比は予想どおりでした。売上高は減少し、価格の中央値は通常の在庫よりも低いため、比較的堅調に推移し、高い需要が続いたためです」とホノルル不動産委員会の社長トリシアネコタ氏が述べた。

コンドミニアムの売上高はほぼすべての価格帯で30%以上減少したが、100万ドル以上のユニットの売上高は85%減少したという。ホノルル市および郡は、参加者の数を10人に制限するなど、特定の制限付きでオープンハウスを実施できるように、不動産に対するさらなる制限を解除してきている。

今までオープンハウスもできなかったが、「今週末、オープンハウスを再開することが許可されていますが、私たちの最優先事項は、売り手、買い手、エージェントの健康と安全にあります」とネコタ氏は語った。 「社会的距離、フェイスマスクの使用、適切な衛生慣行に関する厳格なガイドラインは、今後も実施していく多くの慣行の一部です」

理事会は、3月または4月に市場から取り除かれた家およびコンドミニアムの30%が5月末までに市場に戻ったと述べている。新規上場は4月から17%増加し、エスクローを開く上場の数は4月から32%増加している。一戸建て住宅が市場に出る平均日数は、2019年5月の21日から20年は13日に減少した。コンドミニアムの市場日数は、昨年の27日から23日に減少したという具合で、今後また本格化していくハワイの不動産状況に期待がかかる。