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少しずつ動き出しているものの、島民だけでは難しいホノルル



3月下旬には早々と外出自粛制限が出され、多くの会社が休業、リモートワークになったり、雇い止めというか、また事業がスタートするまでしばらくの間の解雇になったりと皆の日常が大幅に変わった。4月早々には週20便あった日本からの飛行機が全面運休となりその延長が5月、6月と続いている状況だ。どうしても仕事や家族の用事などでハワイと日本を往復しないといけない人は、アメリカ本土経由での飛行を余儀されている状況。そんなアイランドのハワイは、ワイキキのカラカウア通りも車や旅行客が消え、最近その大通りを自転車で走れる時間を作って話題となった。 また海も大勢の人が入らなくなったせいか透明度も上がり、通常はオアフ島の北の海でしか見れなかったホヌ(ウミガメ)や、モンクシール (アザラシ)などもワイキキで見ることができ、この時期ならではの経験をしている人も多い。

ただ人口80万人弱のオアフ島の人だけで、あれだけのレストランを支えるのは困難。イゲ知事は早くからホノルルに入国した人たちの14日間自主隔離を7月末と決めていたこともあり落胆していた人も多かった。それに合わせて航空会社のホノルル直行便も、旅行会社のハワイ旅行も7月末までなしとなった。ただ観光客なしの今の状態では、ホノルルの経済も壊滅的になると、多くの業界がイゲ知事に嘆願願いを出したという話もあり。先日「8月1日からホノルルに入ってくる人はPCR検査の陰性結果があれば14日間の隔離は不要となる」と発表。PCRの結果がない人は、相変わらず14日間の自主隔離が続行するということであるが、いよいよ国際線も復活となり、ホノルルの人たちは街が動き出すと期待はしている。

アメリカは5月下旬から8月いっぱい夏休みであり、多くの学生の卒業式、そしてパーティなど蜜になる状態が通常より多くなる時期、そんな時期のせいか、アメリカ本土ではまた感染者が増加傾向にある、ただこれ以上経済を止めておくこともできないと、各国、都市苦渋の決断をしている様子もうかがえる。プナホウスクールも現在のところ通常の始業の8月下旬からはキャンパスに戻って授業を開始するという。今年9月から大学に行く人たちの多くの学校はまだまだオンライン状態。先日もラジオで「自分の息子が今年の秋からニューヨーク大学に行く予定であるが、79000ドルという高い授業料で、キャンパスで勉強ができずオンラインでの授業となると、得られるものが大きく違い、79000ドルも払ってオンラインを受けさせ続けたいという親がどこまでいるか」と訴えていた。皆が通常の生活に戻るために一刻も早いワクチンの供給が決まってほしいものだ。 

* 写真はアヒ・ポキさんの許可を得て掲載しています。