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ワイキキ郊外で過熱するホテル市場

ワイキキの中心部以外でも、ホテル市場は賑わいを見せている。

  • 従来のリゾート地区外でもホテル開発が可能となり、市場が郊外へ拡大
  • ホテル業界全体の伸びに後押しされ、郊外のホテル市場が加熱しつつある

新たな開発可能地区とリミテッド・サービス・ホテル

ハワイでの土地利用はゾーニングと呼ばれる、ゾーン毎に建築物や利用に関する規制があり、ホテルを建設出来る土地は限られている。だが、数年前にそれまでホテルの建設が認められていなかったゾーンにリミテッド・サービス・ホテルを建設する事ができるようになり、ワイキキに集中していたホテル開発が郊外へと広がった。KapoleiやKa Makana Aliiなどがそういった地域に当てはまる。

リミテッド・サービス・ホテルとは、宿泊サービスに限定されたホテルを指す。フル・サービス・ホテルが宿泊施設の他にプールやレストラン、フィットネスやバーなどを備えて、ホテル内で滞在が完結するのに対して、リミテッド・サービス・ホテルでは通常付属施設はあまり充実しておらず、宿泊する事だけを目的としており、その分宿泊料金が低い。室内にキッチンがついている場合も多く、長期滞在で利用される傾向がある。ハワイでは、政府の会議の為に訪れたグループや、出張、スポーツチームや予算に限りのある家族でのバケーション利用が多く見られる。

リミテッド・サービス・ホテルの開発が許可されるようになったKapoleiでは2016年後半にHampton Inn & Suitesが、最近Embassy Suites by Hilton Oahu Kapoleiがオープンし、Marriott Residence Inn Ka­poleiの建設工事が開始され、2019年夏にオープンを予定している。

ハワイのホテル市場

今年7月、ハワイの平均宿泊料金は一泊あたり$263、稼働率79.7%と、どちらも過去最高を記録した。ホテルの売り上げを稼働・非稼働に関わらず全てのホテル室数で割った、ホテル在庫1部屋あたりの売り上げは7年連続で上昇している。現時点では、今年のアメリカの単一資産ホテルの売り上げ上位2件はハワイのホテルだ。1位はWaikiki Pacific Beach Hotelの$5億1500万。2位はWestin Mauiの$3億1700万。今年はマウイのホテルがランクインしたが、2013年からはハワイの大きな取り引きの殆どをワイキキ市場が占めている。

近年ワイキキのホテルはリノベーションや再ポジショニングが相次ぎ、中堅クラスの在庫市場が縮小している。この先、新しいマーケットはUniversity of Hawaii-West Oahu、Koa RidgeHoakaleI Resortとなりそうだ。既存のリゾートであるTurtle Bay、Ko OlonaやWaikikiでも、幾つもの目立つ不動産が売りに出されており、まだ成長の余地がある。また、The Ritz-Carlton Residences Waikiki Beachを開発したIrongateなどの開発業者は、新しいプロジェクトのための十分な広さの土地を探しており、開発の意欲は十分だ。開発業者と観光業界は、さらなるホテル建設がこれまでのリゾート地区の外で行われ、ワイキキの中心部だけでなく、そういった郊外の地区でも市場は成長し続けると予測している。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

日本でいうところの所謂ビジネスホテルはハワイでは殆ど見られなかったので、潜在需要はあるでしょうね。特区のKapoleiでは正にリミテッドサービスホテルが増殖中とのこと、町興しですね。始発駅のモノレールの遅滞ない開通が益々必須となりますね。ーBubble Age

ハワイのホテル開発はまだまだ続きそうですね。ーユーコ

土地の利用範囲が限られていますので、過熱しすぎないといいですね。ーKID

BIHI
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