いざ内覧!

コンドミニアムなど、既に具体的な物件名が心にある場合は早速エージェントと在庫状況を調べましょう。「ハワイの良い物件が欲しい」という漠然とした希望の場合は、エージェントとよく話し合い理想を明確にする事が大事なファーストステップです。間取り、エリア、物件のタイプや予算など検討しなくてはならない条件がたくさんありますね。でも、一番に考えるべきは物件購入の目的です。居住用なのか投資物件なのか、住むのであればそこでどのような生活がしたいのか、などを検討する事で欲しい物件像が具体的になります。イメージがはっきりとしたら、具体的な詳細を詰めていきましょう。

条件に一致する物件が見つかったら、早速内覧です。物件にまだ住人がいる状態での内覧の場合など、日程調整に時間がかかる場合もあります。早めに希望を伝えてアレンジしてもらいましょう。実際に物件を見る際に特に注意したいのはキッチンとバスルーム。水周りの問題はよくあるトラブルの1つです。また、日本の様式とは勝手が違いますので、自分が実際にそこに住む場合は使い勝手を確認したいですね。物件自体の状態や設備だけでなく、周辺環境もしっかりと見る事も大切です。説明を受ける姿勢ではなく、積極的に質問して確認しましょう。
また、ハワイの物件は眺望やビーチへのアクセスに大きな価値があります。将来売却の可能性がある場合は留意しておくと良いかもしれません。

さて、必須ではありませんが、物件を探す前にローンの承認を得る事を勧めるエージェントは少なくありません。予算が明確になり、実際の売買手続きに入ってからの時間の短縮にもなります。また、ローン・オフィサーからのレターは支払い能力の証明にもなりますので、申し込みをする際の有力な補助資料となります。日本人がハワイでローン契約する事も可能ですので、ローンを検討している場合は、エージェントさんに日本人の対応に慣れたローン・オフィサーを紹介してもらうといいですね。