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人気シンガポールフュージョン料理の「ストレイツ」が ワードエンターテイメントセンターにオープン!

最近のホノルルは新しいお店の出店が相次いでいる。日本もそうだが、コロナ禍からすっかり回復をみせ以前の賑わいを取り戻しつつホノルル。最近オープンしたお店を紹介しよう。まず、マレーシア、インドネシア、中国、インド、ニョニャなど、多様な食文化を融合させたシンガポール料理を提供するベイエリアの老舗レストラン「ストレイツ」が、遂にハワイに上陸。ワード・エンターテイメントセンター1階に待望のホノルル店をオープンした。運営はクリス・ヨオ・グループ。ヘッドシェフはハワイ出身の人気シェフ、リード・マツムラ。彼は新鮮な地産の食材をふんだんに使い、ストレイツの味を忠実に反映しつつ、ホノルル店オリジナルメニューも考案し、多彩なメニューを創り上げている。
シンガポールといえば、映画「クレイジー・リッチ!」で一気に注目を集めたアジア文化のるつぼであり、アジアンフュージョン料理のメッカとしても知られる大都市。そのシンガポールで育ったクリス・ヨオが、ロンドンからサンフランシスコに移住後、1987年にオープンした「ストレイツ」は、舌の肥えたベイエリアの人々にシンガポール料理の素晴らしさを紹介し、瞬く間に大人気店へと成長した。英語で「海峡」を意味する「ストレイツ」という店名は、シンガポールとマレーシアの国境に横たわるマラッカ海峡にちなんでおり、創業者クリス・ヨオの故郷への思いが込められている。
「ストレイツのメニューには、シンガポールの有名なブラックペッパー・クラブや、それをアレンジしたブラックペッパー・ムール貝、アヒ・タルタル、新鮮な魚介類を盛り付けたシーフードプラッターや味わい深いラクサなど、アジアの複雑な味と香りを美味しく昇華させた料理が揃います」と語るのは、クリス・ヨオ・グループ代表のジュリアン・ヨオ。「創業者でありシェフである父の故郷シンガポールの味は、さまざまな東南アジア料理や中国料理から影響を受けていますが、それは移民文化が融合したハワイのダイニングシーンにも通じるものがあります。また、ハワイの有名シェフ・リードとの出会いは、ストレイツの可能性を大きく広げてくれました。この地でも皆さんから愛される店となれるよう、スタッフみんなで力を合わせていきますので、ぜひ一度ご来店ください」と続けた。アウアヒ通りに面した約371.6平方メートルのレストランスペース(以前はビッグシティダイナースが入居していた)には、バーカウンター、ラウンジエリア、ダイニングエリア、プライベートルームと、それぞれが居心地よく設計されており、リリアン・グウェンの洗練されたインテリアデザインによって華麗に生まれ変わっている。シンガポールのゴージャスなトロピカルジャングルを彷彿とさせるムーディーな壁紙や植物、ディテールにまでこだわった照明や家具、ゴールドの縁がアクセントの大きな鏡、洗面所を含む全てのエリアが細部まで見事に彩られ、訪れる顧客を映画のような別世界へと誘う。
デザイナーのリリアン・グウェンは、「店内にシンガポールのエキゾチックな熱帯ムードを再現したかったのですが、このインテリアは活気あふれるホノルルにもマッチしていると思います」と、デザインの意図を述べる。「夜のラウンジエリアは植物がライトアップされてセクシー。DJやライブミュージックもあって、ホットでスタリッシュだけどフレンドリーでリラックスできる、ちょっとオシャレしてデートに行きたい、そんな店に仕上がったと思います」
店名:STRAITS ストレイツ
住所:1060 Auahi Street, Suite4, Honolulu, HI 96814  ワード・エンターテイメントセンター
電話番号:(808)888-0683
営業時間: ディナー 4:00pm ~ 10:00pm (日〜木)、4:00pm ~ 12:00am(金&土)
     ライブDJ 9:00pm ~ 12:00am(金&土)
定休日:無休 / 駐車場:無料 / 席数:140席
使用可能クレジットカード:VISA、 Master、 Amex、Discover
ドレスコード: カジュアルドレス
HP :www.straitshawaii.comStraits Hawaii
2つ目はロイヤルハワイアンセンターに以前あった人気店が再びオープン。レザーソウルがロイヤル・ハワイアン・センターで新時代へ踏み出す。
高級紳士靴とアクセサリーを販売するレザー・ソウルは、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターにフラッグシップストアをリニューアルオープンした。A館2階のティファニー裏手に位置するレザーソウルは、タイムレスなエレガンスへのブランドのこだわりを反映した新しくデザインされたスペースで、高級靴とアクセサリーの有名なコレクションを体験できる。「ワイキキ随一のショッピングセンターであるロイヤル・ハワイアン・センターで、地元に根ざしたスモールビジネスを営んでいることを大変誇りに思います。RHCでの15年間を経て、ティファニーやサンローランといった世界的な小売店のすぐ隣り、A館2階の真新しいスペースに移ることができ、更に15年間の継続的な成功を楽しみにしています」と語るのはオーナーのトム・パーク氏。
2004年にホノルル・ダウンタウンのTOPAファイナンシャル・センターに設立されたLeather Soulは、Alden、John Lobb、Paraboot、Tricker’sなどの高級ブランドのコレクションをキュレーションするパイオニア。ワイキキ店は2005年にルワーズ通りにオープンし、ロイヤル・ハワイアン・センター店は2008年にA館3階にオープンした。特筆すべきは、2010年にロデオドライブ沿いにビバリーヒルズ店をオープンしたが、2014年に惜しまれつつ閉店したこと。2021年、マーチャント・ストリートにあったレザーソウルのダウンタウン店は、COVID-19の大流行により閉店。そして今回、ロイヤル・ハワイアン・センターへの再出店を機に、紳士のための洗練された “リビングルーム “の雰囲気の中で、厳選された最高級のフットウェアとアクセサリーのセレクションを融合させ、卓越した店舗体験を提供することに改めて注力している。レザーソウルの新店舗は、806平方フィートの広さを誇り、目の肥えた顧客向けに洗練された環境を提供している。

店内のレイアウトと内装は「リビングルーム」のような心地よい雰囲気を醸し出し、愛好家や愛好家の方々に高級紳士靴の芸術性を堪能して頂ける空間となっている。2024年に20周年を迎えるLeather Soulでは、オーナーのトム・パークがデザインした、Leather Soulでしか手に入らない “メイクアップ “を楽しむことができる。ブランドの代表的な商品にはオールデンの靴があり、レザーソウルはハワイの独占販売店となっています。更にレザーソウルでは、RHC店限定のオールデンシューズのユニークな「メイクアップ」も提供している。
*レザーソウルの営業時間は年中無休で午前10時から午後9時まで。