EDUCATION NEWS

ギャップイヤーの学生に注目:多くの元Google社員が「夢の仕事を着陸させる方法」について無料のクラスを提供

8月に入ってコロナ感染者数が増加の一途を辿り、減少方向がない中、3月に行ったロックダウンの2回目を27日から2週間することを決定。今ハワイは、再びロックダウンの状況下にある。多くのアメリカの大学が新学期を始め、キャンパス内でクラスターが発生。新学期わずか2週間で寮を出なくてはならない学校、また全てオンラインの授業に切り替わるなどが報告されている。オンラインであるなら、ということで高い授業料を払ってアメリカ本土で生活するより、また感染のリスクの高いアメリカの都市にいるより、ハワイに戻ってきてハワイ大学へ転入したという話もよく耳にする。

そんな中、元Google社員のグループが、ギャップイヤーの生徒に専門能力開発クラスを提供する8週間のコース「Xoogler School」を開始したとビジネスインサイダーが発表した。学生は、「キャリアジャーニーの計画」や「最初のソフトウェアエンジニアリングの仕事に期待すること」などのセッションに無料で参加できる。

「Xoogler School」は8週間のプログラムで、学生が面接の準備をし、ネットワークを拡大し、「Googleマインドセットで就職市場に挑む」ことを約束しているもの。「キャリアジャーニーの計画」や「最初のソフトウェアエンジニアリングの仕事に期待すること」などのセッションを含むプログラムのスピーカーシリーズとワークショップは、元Googleの従業員コミュニティのボランティアのおかげだ。プログラムを設立する前に、Googleで8年間働いていた経験を持ち、無料で提供することになった。

履歴書復習、模擬面接、就職活動フィードバックセッションなどの追加のXoogler Schoolサービスは有料となる 。 ハーバード大学は、今月初めに新入生の20%が入学を延期したことを発表し、全国調査では、学校が学生の安全を確保するために必要な措置を講じることに強く同意した学生はわずか25%であった。 同じ調査によると、新入生の40%がギャップイヤーを取っている。

このプログラムを作ったフォン氏によると、150人を超えるボランティアのメンターがいるこのプログラムは、今秋、約500人の学生をサポートできるという。 しかし、このイニシアチブは、約9,000の強力なGoogle同窓会ネットワークを利用することで規模を拡大できると語っている。「今年の秋には数百人の学生と将来的には数千人の学生を支援できることを願っています」とフォン氏は 述べている。

受験予定の生徒は、Xoogler Schoolのウェブサイトで詳細を確認したり、ここから申し込みを送信したりできる。 このクラスの申し込み締め切りは9月4日となる。

*写真はアヒ・ポキさんの許可を得て掲載しています。