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アメリカDEAN & DELUCAが、連邦破産法11条適用の申請

米DEAN & DELUCAが2020年3月31日に連邦破産法11条の適用を申請したとの報道を受け、DEAN & DELUCA HAWAIIを運営する高橋陽平社長は以下のようにコメントを発表した。
「この度の米DEAN & DELUCAによる連邦破産法11条適用申請報道に関し、お客様および関係者の皆様に、多大なるご心配をお掛け致しましたこと、心よりお詫び申し上げます。

DEAN & DELUCAとは、 教師を辞めチーズ販売業に転向したジョルジオ・デルーカと、出版社のビジネスマネージャーだったジョエル・ディーンによって、1977年にニューヨークのソーホー地区で創業した食のセレクトショップ。ハワイでは、2016年9月にザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ内にDEAN & DELUCAのハワイ1号店がオープン。2017年11月には、ワイキキの中心部にあるショッピングセンター、ロイヤルハワイアンセンターのB館1階海側、シェラトン・ワイキキ・ホテルのエントランス寄りに2号店をオープン。両店舗とも、DEAN & DELUCAのロゴ入りトートバッグが早朝から長蛇の列になり完売するほどの人気。

ハワイにあるDEAN & DELUCA2店舗は、正式に事業ライセンスを取得したDEAN & DELUCA HAWAIIという別会社にて運営しているため、ハワイにおける事業営業に際し米DEAN & DELUCAの経営状況は一切影響がない。また、「米DEAN & DELUCAにおきましても、今回の申請はあくまでも更生計画の第一歩であり、今後経営改善をしていくための再スタートという認識」と高橋さんは続ける。
今現在、ハワイの2店舗は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しているが、 5月1日から再オープンを考えていると高橋さん。「基本的にはハワイの自宅待機が解除されるタイミングと、海外からの検疫の状況によってオープニングスケジュールを決めたいと思っている。しかしながら日本が緊急事態宣言を発表ということで、どうなるかまだわからない部分はあります」と高橋さん。アメリカ疫病予防管理センター(CDC)やハワイ州のガイドラインを鑑みながら、状況が改善され次第、通常営業を再開する。営業開始のお知らせを含む最新情報は、DEAN & DELUCA HAWAII公式ウェブサイト、もしくはフェイスブックやインスタグラムのSNSにて随時案内させていくということだ。

「ハワイにおける今後の観光客受け入れ態勢は我々にはわからないので、再オープン直後はまずはハワイのローカルのお客様を対象にハワイの復興に少しでもお力になれるよう頑張りたいと思っています」。夏頃には色々と物販における新商品を発売する予定ですので、その頃には日本からのお客様も訪問できるようになっていることを願っているということだ。
DEAN & DELUCA HAWAIIでは、休業中にも新しい商品開発やサービス向上のためのシステム作りを進め、ハワイがまた各国からのゲストを歓迎できる日に備えている。ベーカリー設備も整う待望の3店舗目、DEAN & DELUCA HAWAIIワードビレッジ店は、2022年にオープン予定。

ウェブサイト:DEAN & DELUCA HAWAII HP
フィエイスブック:DEAN & DELUCA HAWAII FB
インスタグラム:DEAN & DELUCA HAWAII IG