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emommy 留学代理店にハワイの現状を聞く

昨年から続くコロナの感染によりハワイの留学も中止、延期が相次いでいる状態。そんな中留学エージェントeMommyeMommyでは、このコロナ禍の中、今はハワイのさまざまなコンテンツを報告していきたいとオンラインサロンを開催している。その代表、万浪さんに最近の様子について取材をした。

eMommyは、ハワイの留学を斡旋する会社。30代、40代の親御さんと中学、高校、大学と行った子供が申し込んでくることが多いといい、まずは子供さんが興味を示し、親も一緒にハワイへやってくると言うケースが多いという。もちろんそれ以外にも小学校へ入る前の小さなお子さんとお母さん、あるいはすでに還暦を迎えたシニアの人たちの留学をアレンジして20年が経つという。最近はシニア層がずいぶん増えているので、彼女らにフォーカスしたコンテンツも増やしていきたいとう。

ハワイの親子留学の魅力について「やはり自然、そして医療の部分で日本語で対応できる病院があることも大きいです」と万波さんの弁。通常留学となると短期では決められず、2、3年かけて決めることが多いと続け、「今旅行代理店などがハワイへの旅行を停止している中、オンラインでのコンテンツを充実させていきたい」と万浪さんは語る。実際このオンラインサロンを見ているのは8割が女性であり、コンテンツに魅力があれば、ハワイに行くことの安心感にもつながるのではと言う。

7月に行ったオンラインサロンでは、ホノルルの中でもワイキキにも近いマノアをフォーカスし、そこにあるマノア・ヘリテージ・センターを紹介。ここは通常の室内のスクールではなく、外に出て、気候変動に知る機会を作ったり、ハワイの文献について触れたり、子供たちにとっても英語だけでなく、ハワイを知る良い機会を得る場となっている。
もちろんオンラインだけでなく、実際ハワイにやってきた親子もいる。5歳の子供を持つ親が今年5月から7月までの3ヶ月間の留学を終えての感想は、「最初の1ヶ月くらいは言葉が通じず少し戸惑いもあったもの、最後には友達と別れたくないと言うまでに友情が芽生えたよう。子供も1つ乗り切ったと言う成功体験を感じることができよかった」と思うとは親御さんの弁。またこのコロナ渦において、東京で子供を連れての行き場所が少なかったのに対し、ハワイではこの3ヶ月は感染者も少なくなり、ハワイ州知事もマスクは不要と言っていたこともあり、コロナを忘れての生活ができたという。また子供もハワイの雄大な自然と遊べる環境が揃っていて楽しんだようである。

まだしばらくオンラインでより良いコンテンツを見せながら、ゆくゆくは人と情報が集まる、サロンコミュニティー造成を目指していくということ。コロナが落ち着いたら留学としてハワイを選んでもらえるように様々な魅力あるコンテンツを紹介していきたいと意気込みを語ってくれた。