NEWS

ANA エアバス A380 型機「FLYING HONU」ローンチイベント開催

2019年5月24日(金)より「FLYING HONU」 1 号機を投入し、世界最大の旅客機エアバス A380 型機の運航を開始するANA(全日本空輸)によるローンチイベントが、1月23日、ハワイコンベンションセンターで開催された。
イベントでは、エアバス A380 型機「FLYING HONU」3機が展示されるほか、ビジネスクラスのシート及びエコノミークラスの「ANA COUCHii」も体験でき、多くの関係者が集まった。

今回新たなに導入するするファーストクラス、エコノミークラスの「ANA COUCHii」(ANA カウチ)の予約販売を19年1月10日から開始した。なお、ボーイング787型機の運航としてすでに予約、販売を受けているビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスは同年1月4日以降、順次エアバスA380型機に変更していくという。

新しいA380型機「Flying HONU」は週3往復で運行を開始し、2号機目を投入するする7月1日からは週10往復まで拡大していく。日本で初めて導入してするANAのエアバスA380型機は、ハワイでは神聖な生き物として愛されるウミガメをモチーフとして3機それぞれ異なる色と表情のデザインを施している。1号機の塗装は、ハワイの空を連想する色で、2号機はハワイの海をイメージしたエメラルドグリーン、3号機はハワイの夕陽をイメージしたサンセットオレンジの塗装を予定している。

当日のイベントには、1機の中に8席のファーストクラスが入るという新しい席を参加者も実際に座って見て、その感触を確かめていた。またハワイ州知事のディビッド・イゲ氏、また新しい機体にHONUをデザインしたジャスパーさんも出席した。

5月24日から成田—ホノルル週3往復がA380型機を運行。7月1日からは週7往復で運航。ファーストクラスの運賃は5月24日から往復で35万円からとなっている。またファーストクラス特典航空券についてはローシーズン、レギュラーシーズンは12万マイル、ハイシーズンは129000マイルとなっている。また日本の航空会社として初めて導入するカウチシート「ANA COUCHii」は、3席もしくは4席を1組としてエコノミークラス運賃に追加料金を払うことによって利用できるもの。家族、友人との横並びの3席もしくは4隻の座席を使用し、カウチシート専用の寝具(シーツマット、まくら、毛布)を利用できるというものだ。5月24日から7月11日搭乗分の期間限定内で、就航記念キャンペーン価格を用意。例えば3席を3名なら4500円、2名なら9500円、1名で利用する場合は59000円追加して、この3席を使用できるという具合になる。キャンペーン終了後は値段が変更になるのでご注意を。

19年、ANAは大型機を導入し、ハワイに連れてくる人の人数も大幅に増えるということで、地元も大いに注目をしているようだ。