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ホノルルの民泊について新たな法案

ホノルル市長は先週、所有者が住居内にいる場合に限りbed-and-breakfast(部屋と食事を短期滞在者に提供すること)を許可し、住宅地での所有者不在の短期住居貸し出しを禁止する法案を提出した。

  • コミュニティの環境保全を重視し、所有者在宅の場合のみB&Bを許可する意向。
  • 違反者の取り締まりを強化し、罰金は高めの設定。

詳細

Kirk Caldwellホノルル市長は、AirbnbやExpediaなどのオンライン予約システムによる短期間の部屋・住居のレンタル急増について、早急な解決が必要だとコメントした。居住環境やビジター業界に大きな影響を与えており、できる限り公平にバランスのとれた方法で解決したい考え。

ホノルルでは、1989年に市が登録受付をを停止して以来、新しい短期レンタル施設(Transient Vacation Unit:TVU)は許可されていないが、許可なしに営業するTVUは増えつづけている。現在は約10000のTVUがあると見積もられているが、そのうち、正式な許可を持って運営されているのは約800のみ。

法案が成立すれば、現在800の適法TVUが、約4000に増え、住居の所有者は旅行者に部屋を貸し出すことができるようになる。しかしながら、居住区域の住宅を丸ごと1軒TVUとして貸し出すことはできない

法案では、TVUの登録は登録料$1,200と年間の手数料$500B&Bは登録料$800と年間手数料$200としている。また、部屋を貸し出す場合は、固定資産税が高くなる。違法なまま営業を続けた場合、違反の回数に応じて$25,000〜$100,000の罰金が課せられる。また、違法な運営の収益を市が取り上げることもできる。罰金について交渉の余地はない。

法案が可決された場合、ネット上での違法広告等の取り締まりのため、市は外部機関に業務を委託する予定。本法案について、来月に公聴会が開かれる予定。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

前から議論が続いていましたが、いよいよ具体的な法案が出てきましたね。ーユーコ

コンドミニアムでは住民間のトラブルの話も耳に入りますので、双方の意見を取り入れて法案を成立させて欲しいですね。ーKID

BIHI
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