物件検査が必要です!

エスクローが書類関係の手続きを進める間に、物件の検査を行います。

シロアリ検査

ハワイではシロアリの被害は頻繁かつ深刻です。一度ついてしまうとあっという間に被害が広がる事もありますので、新しい物件でも油断は禁物です。通常は売主の負担で検査を行います。検査でシロアリの生息が確認された場合、更に売主負担で駆除を行う事が契約書に明記されている場合がほとんどです。一軒家ではないからといって、油断は禁物です。鉄筋コンクリートのコンドミニアムでも、キッチン・バス・木製のキャビネットなどに部分的に発生している場合があります。

物件全般の検査

買主の負担でホームインペクターと呼ばれる物件検査の専門家に依頼し、物件の強度や構造、内装などについて調査します。結果を受けて売主に修理を依頼することも可能です。検査で物件に不具合が見つかった場合や、その修理を拒否された場合など交渉がまとまらないケースでは、まだ契約をキャンセルすることができます。 

最終点検 

所有権譲渡前に、FinalWalkThroughと呼ばれる物件の最終点検を行います。不具合の修理などを売買の条件としていた場合は、その完了確認も合わせて行いましょう。ご自身で現地に行く事ができない場合、エージェントが代理として確認を行います。また、中古物件では譲渡前に売主がクリーニングを行うよう契約する事がほとんどです。事前にその旨の取り決めをしていた場合、最終点検とともに、クリーニングが適切に行われているか合わせて確認しましょう。