コロナが収束したこともあり、多くのホテルが再開したり、リニューアルオープンしたりと動きが慌ただしくなってきた昨今のホノルル。今回はワイキキ周辺のホテルについて紹介してみる。1つはザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ。昨年5月から、オアフ島内最大の水路、アラワイ運河の水質を7年間に渡って改善することを目的に掲げる「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」を支援する島内初のホテルとして活動しており、これまでの募金金額の総額がこの度3万ドル(約405万円)に到したとのこと。
当ホテルでは、ハワイ州政府主導のレスポンシブルツーリズムを推進するプロジェクトに同調する形で、昨年5月に「マラマ・ハワイ」宿泊プランを発売。このプランでは、1宿泊ごとに20ドル(約2,700円)が、アラワイ運河の水に酸素を供給する有効微生物(EM)を含有する「ゲンキ玉」の作成資金として寄付されるもので、これまでに募金により約3千個の「ゲンキ玉」が作られ、当リゾートの背面にあたる、アラワイ運河のカーライモク通りとカイオル通りの間のエリアに投下された。これにより投下エリアの水質改善が確認されている。
「ゲンキ・アラワイ・プロジェクトの最初のホテルパートナーとして、当リゾートの裏庭とも言える、自然環境に大きな影響を与える淡水の水質を改善するこの重要な取り組みを支援し続けることを大変誇りに感じています。1年前から同プロジェクトの支援に携わっていますが、私たちのゲストやオーナーとともに、これまでの成果を目の当たりにしてとても興奮しており、今後もこの取り組みを継続していくことをお約束します」(ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチの総支配人、ダグラス・チャングのコメント)
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチとの素晴らしいパートナーシップをとても光栄に思っています。リゾートの主要経営陣をはじめ、このプロジェクトに時間と労力を費やしたホテルのスタッフ全員が、後世に残る遺産を残しているのです。」(ハワイ州によって模範非営利プロジェクトに指定されている「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」のテクニカル・ディレクター、名護ヒロミチ氏のコメント)
Photo by Ahi Poki
また、ホテルサンドヴィラの名前で親しまれていたホテルが、5月25日におしゃれなブティックホテル、「ウェイファインダー・ワイキキ」として生まれ変わったり、アストンwaikikiビーチホテルがTwin Finというホテル名に変更している。ここは645部屋あるうちの85%がフルオーシャンビューからパ―シャンオーシャンビューというだけあり、客室から海が見える素敵な場所となっている。
また、ウェイファインダー・ワイキキ」には、今人気のポケバーの2号店がオープン。2019年にカカアコの複合施設「ソルト」に開店したフードランドプロデュースのレストラン「レッドフィッシュ・ポケバー by フードランド」の2号店となる。カカアコ店と同じバラエティに富んだおいしいポケとメニューに加え、ワイキキ店限定のメニューアイテムやカカアコ店にはないブレックファーストを提供する。ワイキキでは色々なホテルが新しい情報をアップデートしており、WEB等SNSを要チェック。