日本政府は新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行。これにより、海外旅行や国際交流の本格的な再開が期待され、既にハワイ州観光局にもメディア各社からの問い合わせが増えてきているという。そんな中ハワイの最新情報を伝える「ハワイ・メディア・ウェビナー2023」が開催された。3回シリーズの第1回目のテーマは「オアフ最新情報」。
(c) Hawaii Tourism Authority / Tor Johnson
まず、コロナ禍前の2019年と昨年2022年のハワイへの全渡航者数の比較をしてみると、アメリカ本土からの渡航者数が増えてきたこともあり、最も低かった1月で-29.77%で1年を通じても-10.96%でとどめている。アメリカ人だけをみると1年を通じてプラス12.93%の増加となったことが影響している。しかし日本と後者数だけを比較すると1月の-97.63%だけでなく合計でも-87.33%と、コロナ前の2019年と比べると人数の比が大きい。もちろんフライトの数もまだまだ戻ってきていないこともある。2019年と2023年を比較してもまだ-54.3%、サーチャージの高さ、円安などさまざまな理由からだ。
そんな中ハワイ州観光局では新しいホノルルの紹介をしていた。再生型観光ということで、今ある自然をなるべくそのまま残していくためにはということで以下のように変更がある。まずオンライン予約受付が始まったハナウマ湾自然保護区。来場する2日以内から予約可能で、入場料金は一人25ドル、入場人数は1日につき最高1400人までとなった。ダイヤモンドヘッド州立自然記念公園もオンラインでの予約受付となった。ツアーやトロリー利用でも予約が必要。入場料金は一人当たり5ドル。他にも10箇所のハワイ州立公園は今後入場料、駐車料金がかかってくるので注意が必要だ。
Photo courtesy of Halekulani
オアフ島の最新情報として、数々のハワイのホテルのリノベーションだ。まずヒルトンハワイアンビレッジワイキキビーチリゾートでは、2019年から2022年にかけてタパタワーの15階以上に位置する客室がタパコレクションとしてカーペットや壁紙などを一新した。14階より下の客室も今後改装予定ということだ。他にもアウトリガーリーフワイキキビーチリゾートも2022年に全館リニューアルが完了した。ハレクラニも2021年10月に大規模なリニューアルプロジェクトを経て再オープンとなった。
また2023年3月25日にオープン予定のウォータースポーツを楽しみ、豊かなハワイの文化に触れられる複合リゾート「Wai Kai」。ハワイで初めてとなる人工サーフィン施設もできる予定だ。ハワイが国内で最もビーガンフレンドリーの州としてランキング1位に22年の10月になった。ハワイではビーガンメニューや100%乳製品不使用のココナッツベースのソフトクリームやさんなどもオープンしている。またドーナツのトレンドもきているようで、さまざまなショップが新しいドーナツの販売を始めたなど。さまざまな最新オアフ情報を紹介していた。