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3月25日よりコロナ関係の制限を全撤廃のハワイ イベントが復活する中、カポレイでもSDGsが展開中

2年前に1回目のロックダウンを行なって早2年。昨年末から年明けにかけて感染者数も増えたものの、その後3回目のブースター接種も進み、今日では毎日の新規感染者数も発表されず、1週間に1回の発表のみとなっている。2年間、多くのイベントが休止、延長されていたものの、いよいよ2022年は開催される方向だ。毎年イースター周辺で開催されるメリーモナーク。去年は延期され7月に無観客で開催、今年は3年ぶりに一般客用のチケットを販売するということ。5月にはトライアスロン、など確実にコロナ前のような状況に移ってきているハワイ。
週末にはワードのサウスショアマーケット内では、地元アーティスト達がブースをだし、アクセサリーなどを売りに出し、多くの人で賑わっていた。ワイキキでも、オアフ・フェスティバルが開催。このフェスティバルはコロナ禍前もやっていたもの。今年開催され、当日はコロナ禍前のように多くの人が集まっていた。3月17日はセント・パトリック・デーが、また3月29日にはベトナム戦争で働かれた人たちのパレードとかも予定されている。また3月25日にはレストラン入店時の2回のワクチン接種証明提示も無くなり、50州で最後の州となるもののマスクも不要となるなど、いよいよコロナ渦中での規制も全撤廃となる。経済に舵を切り、あとは観光客を迎えるだけとなっている。

Photo by Ms. Siena Baldi.

コロナ禍前から始まったSDGs、この2年の間でもずいぶんとその活動はハワイ全体中で進んでいる。今回はその1つオアフ島の西、カポレイで取り組まれているSDGsについて紹介したい。西オアフの人気スポット「カポレイ・コモンズ」では3月、地球に優しいリサイクルとアップサイクルに関連したワークショップを開催する。「アップサイクル」とは無駄を無くす一つの方法で、要らなくなったものを捨てずに、価値あるものに作り変えること。ワークショップでは、ものづくりを通して創造性を掻き立てられだけでなく、普段の生活で目にしているさまざまな素材の価値を知ることができる。

Photo by Ms. Siena Baldi.

各ワークショップではアーティストたちが先生となり、ボトルキャップやプラスチックボトル、牛乳パック、不要となったTシャツ、紙などさまざまな素材の再利用方法を紹介する。当日、ハワイ在住アーティスト、シェナ・バルディと一緒に、不要となったジーンズをコースターに作り変えるというアップサイクル体験できる。ワークショップ内では以下のような手法を紹介する。
• 縫い目部分を巻きながら接着する方法
• ぺイントマーカーでのデコレーション
• 端の手縫い方法