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最近のワイキキビーチウォーク

夏のメモリアルデーあたりから多くのアメリカからの観光客がやってきたこともあり、コロナ感染者数がまた増えてきてしまっているホノルル。そんな中、1年半続いていた商店経営者向きの失業保険が、9月に入りいよいよ打ち切られた。少し前までは、この失業保険がもらえるということもあり、再オープンになったレストランのウェイターなど、仕事になかなか人が集まらないとニュースで報道されていたが、いよいよここにきて失業保険がもらえないことになり、日本人観光客を見込む企業の多くは窮地に陥ることになる。そんな中ワイキキのビーチウォークでは、新しいお店がオープンしたという明るいニュースもある。

まず、「オアフ・ハニー・カンパニー」。これはジャスティン・ダニーとブリタニー・ヘゲダスによって2013年にオアフ島で設立された会社。ジャスティンは2009年に、駆除される予定のミツバチを救出してオアフ島の安全な農場で養蜂しを開始。それ以降、彼のミツバチに対する情熱が高まり、現在はミツバチに作物の受粉を頼っている地元の農家をサポートしながら養蜂に取り組んでいる。共同創始者のブリタニーは、ミツバチから収穫した蜂蜜、蜜蝋、花粉を使った石鹸やキャンドル、ロ ーション、フルーツスプレッド、ちょっぴり辛い“ホットハニー”のようなフレーバーハニーなど、様々な製品を開発してきた。

ザ・ロイヤル・ルーム は、ハワイアンミュージックやフェザーレイ(羽毛のレイ)メイキングなど、ハワイが誇る豊かな伝統文化継承を目的とした体験型ショールーム。博物館並みの展示物が並ぶ店内では、王国時代から現代に至るまでのハワイアンミュージックの軌跡や、アリイ(ハワイの王族)によって世界にその存在が知らしめられたハワイの伝統工芸品の展示やフェザーレイメイキング、ハワイアンミュージック、フラなどのインタラクティブな体験レッスンを提供している。

ザ・ロイヤル・ルームは非営利団体「ハワイアン・ミュージック・ホール・オブ・フェ イム」とボランティアスタッフにより企画・運営され、レッスンや展示はハワイアン・ ミュージック・ホール・オブ・フェイムの会長であるアントワネット・“トニ”・リー と、フェザーレイメイキングのマスターであるメレ・カハレプナにより主宰されている。

ただ、毎週行われていたファーマーズマーケットは中止という状況になっている。週1回から2回へと増え、人気を博していたが、コロナ感染者数増加により中止を余儀なくされた。しかしコロナ感染者数が落ち着いてきたら、また再開の可能性もあるようだ。