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ディーン&デルーカも再オープン

11月の第4週目の木曜は感謝祭。こちらではクリスマスに次ぐ大きなイベントで家族が集まるイベントとして定着している。この感謝祭に合わせてアメリカ本土からも家族の家に戻るための大移動となり空港も大混雑する。しかし今年はこのコロナ禍、多くの人が移動をキャンセルしたり、また同じホノルル内でも通常は多くの親戚や友人を呼んでゆっくりとディナーやランチを楽しんだりするが、今年は家族だけで過ごし、ディナーをテイクアウトしてもらい家の中では集うことをやめる家もでてくるなど、様変わりの2020年となった。

通常感謝祭の深夜からブラックフライデーが始まり、多くのショッピングセンターに人が集まり安くなった商品を買い求める人で殺到するが、今年はそれもなく、通常のブラックフライデーの開始を1週間近く前から開始し、人が密にならないように努力している様子をニュースで報道していた。
10月15日からアメリカ本土の観光客を迎えはじめ、11月初旬には日本人旅行客も受入れを開始した。毎週1回はワイキキに用事がある筆者も、カラカウア通りを見ているが、まだそれほど観光客は戻ってきておらず、信号待ちする人も数人程度。ロイヤルハワイアンセンターも約95%がオープンになっているのが、まだ店内にはお客さんは殆ど入っていない状況のようだ。

そんな中12月1日よりディーン&デルーカが再オープンとなった。夏頃よりカカアコのファーマーズマーケットに出店し、食パンなどが売り切れになるなどの人気を集めていたが、いよいよロイヤルハワイアンホテル1階のお店も再オープンとなった。理由はワイキキの周辺のホテルが開き始めたこととか。すぐ向かいのシェラトンホテルも営業を再開し、そのホテル関係者もやってくるとか。お店はオープンしたものの、毎週土曜のカカアコのファーマーズマーケットには引き続き出店をするということだ。リッツ・カールトンの1階のディーン&デルーカもオープン。ただし両店開店時間は通常より少し短くしている。連日早朝から、プルメリア柄のトートバッグを獲得しようと列になっていた姿はなく、いまは誰でも購入できるようだ。

12月3日、ハワイ州全体で8,900人、その内オアフ島は、5,169人がハワイにやってきた。純粋な観光客は1700名ということ。11月18日に、ハワイ州は、日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(NAT)を行うことが できる36ヶ所の医療機関と新たに契約を締結。これにより、全国57ヶ所の指定医療機関で事前検査プログラムに必要な陰性証明書を発行することができる体制が整った。ハワイ便は今後12月は51便、1月は32便の予定で、まだまだ通常の定期便までは暫く時間がかかりそうだ。