Howard Hughes Corp.は、来月開始するWard Villageの次のミクスドユーズタワー「A’ali’i(アアリイ)」のパブリックセールスに向けて準備を進めている。
- Ward Villageのレジデンス「A’ali’i」のパブリックセールスが近く開始される。
- 1月4日、カカアコにセールスギャラリーがオープンする。
A’ali’i詳細
Howard Hughes Corp.が開発を進めるコミュニティ、Ward Village内のタワーレジデンス。ユニット数は751室、42階建。同開発業者が現在建設中で、Whole Foods marketが入る予定のタワー「Ae’o」の後ろ、Queen Street沿いに建つ。「スマート・リビング」をコンセプトに、1ルーム、1ベッドルーム、2ベッドルームのユニットタイプがある。
開発業者は、ヒューストンに拠点を置く国際的な建築・デザイン会社のRottet Studioを雇い、ユニット内の居住空間を最大に有効活用するようデザインした。例えば、1ルームにはスペースに収まるようにデザインされた収納式ベッドを入れるなど、スペース活用の工夫が施されている。また、A’ali’iでは家具つきのユニットを販売しており、オープン後すぐに入居、新生活をスタートさせることができる。
42階は居住者に解放され、屋内の娯楽スペース、屋外のラナイとフィットネスクラブなどが設置される。プールデッキは屋内・屋外のイベントスペースと子供用に別のプールが完成する。
今後のセールス
Howard Hughesは現在プライベートセールスを行っており、1月4日には一般向けのセールスギャラリーをオープンする。ギャラリーは開発業者のホノルル本部が入居している、カカアコのIBMビルに開設される。300平方フィートの1ルームから850平方フィート2ベッドルームが市場に出る予定だが、部屋の価格はまだ開示されていない。
プライベートセールスの後に開始されるパブリックセールスについて、「投資家への販売を始める前に、ハワイに住む人々にまずは機会を提供したい」と開発業者は話している。このプロジェクトの専属ブローカーは、Locations。
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コンドミニアム「Anaha」にて入居者受け入れ開始
(パシフィック・ビジネス・ニュースより引用)
コメント
Howard Hughesのカカアコ開発の第2弾の先陣、A’ali’iがいよいよ年明けに一般販売スタートですね。ビーチサイドからは少し離れるので、眺望売りの部屋はあまり多くないかも知れませんね。値頃感のある価格に期待ですね。久しぶりの大型高級物件なのでハワイの不動産屋さん達はかなり気合いを入れて日本人へのセールスを展開するのでは。それにしても瑕疵での訴訟が相次ぐHoward Hughesですから、設計、施工には万全を期してもらいたいものです。ーBubble Age
新しいセールスギャラリー、是非行ってみたいです。ーユーコ
Waieaの訴訟の件があるので、建設・設計会社のこれまでの施工歴も確認した方が安心そうですね。ーKID