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ハワイ州メディケア費用が全米最少、ヘルスケア・クオリティは最高評価

Centers for Medicare and Medicaid Servicesの新しいデータによると、メディケアに関する支出は合衆国内でハワイ州が最小額に抑えたにも関わらず、同州はヘルスケア・クオリティの評価において最高値を記録した。

  • ハワイ州のメディケアに関する被保険者1人あたりの支出は、合衆国中央値より37%低い$5,586で、国内最少額。
  • 一方でThe Commonwealth Fundのデータによると、ヘルスケアの総合クオリティは46%高いと評価された。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

メディケアとは

アメリカ連邦政府が認可した民間企業と提携して運営する、65才以上の高齢者と障害者のための社会医療保険。メディケアを受給するためには以下の条件を満たす必要がある。

・65才以上で、アメリカ居住5年以上の、アメリカ市民権または永住権保持者
・65才未満の身体障害者で、一定の資格を満たす人
・末期の腎臓病またはLou Gehrig病(筋萎縮性側裂索硬化症)の人

また、メディケアには4つのプランがある。

パートA:入院、高度看護施設でのケア、ホスピスでのケア、幾つかの在宅医療をカバー。Hostpital Insurance(入院保険)と呼ばれ、在職中に支払った給与税に寄って賄われる。
パートB:医師による治療、外来医療、医療用品、予防サービスなどのうち特定のものをカバー。Medical Insurance(医療保険)と呼ばれる。
パートC:メディケアと契約する民間企業によって提供されるプラン。このプランに加入すると、パートAとパートBのほか、ほとんどの医療とパートDがカバーされる。Medicare Advantage Plansと呼ばれ、月々の保険料によって賄われる。
パートD:連邦政府によって支出がカバーされるOriginal Medicareに処方薬の費用が追加されたプラン。メディケアと契約する民間企業や保険会社に寄って提供される。Prescription Drug Covereageと呼ばれ、月々の保険料によって賄われる。

コメント

とても興味深いデータですね。ハワイの人が先天的に健康なのか、気候などの後天的影響なのか、はたまたヘルスケアの総合評価、とりわけ医師の評価が高いようですので、優秀なお医者さんがハワイに集まっているということでしょうか。医者も人の子、極上の環境の中でゆったりと暮らしたいということなのか・・・ 何れにしても住む人にとっては心強いですね。ーBubble Age

日本でも医療費は大きな問題ですから、ハワイに学ぶ事がたくさんありそう。ーユーコ

ハワイは日本よりも家庭医に対する考え方が定着しており、ヘルスケア・クオリティの評価に起因しているのではないでしょうか。ーKID

BIHI
BIHI
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