LIFE

ハワイカイにあるホームスティスタイル

ハワイのホテル料金は、コロナ禍を通り過ぎて値上がり感を隠せないほど上がっている。アメリカ本土のインフレもあるが、コロナ禍を通り過ぎても人手不足感は否めない。そんな中、ハワイカイにあるシェアハウススタイルが人気を集めている。ハワイカイはワイキキから車なら25分ほど、ハナウマ湾にも近い、住宅地にある。小学校が3つあるが、ランク的にも高いため、日本からやってくる人たちにも人気である。そんな公立小学校の1つハハイオネ小学校のすぐ隣にあるタウンハウスの1つがシェアハウスを始めている。ここのオーナーは白人のトッドさん。40歳代で、看護士をしながら、この経営をして9年になる。
部屋は4つあり、1人あるいはカップルや友人の場合は2名で1室を貸し切ることができる。各部屋には机、ベッド、テレビがあり、Wi-Fiも完備しているので、仕事も支障なくできる。1階はキッチンとダイニングテーブルがあり、冷蔵庫はみんなでシェアして使うことになる。フライパンや調味料などはほとんど揃っているから、自分でご飯を作ることもできるし、また簡単な食材なら、歩いて2分ほどでいけるセブンイレブンで用が足りる。
またそこからはワイキキやアラモアナ方面のバスも走っているので、自動車がなくてもなんとかなる。シャワーとトイレは他の人と共有になるけれど、シャンプーやトイレ、また洗濯機や乾燥機もあり、キッチン用品などは全てシェアできるようになっている。
また、コロナ禍の時はニューヨークや他の都市からリモートで働くということで、ハワイで1、2ヶ月バケーションも兼ねてここで生活する人もいた。今年の夏では、オランダや他のアメリカの都市からバケーションを兼ねて1週間とか10日くらい滞在している人もいた。
1階のダイニングテーブルで、夜ご飯が一緒になれば話をしたり、また都合がつけば、近くにあるココヘッドに一緒に登る計画を立てたりしてくれる。ハワイカイは湾がすぐそばにあり、スキューバダイビング、写真撮影、夜の天体写真などもアレンジしてくれる。一人で来ても、ここで会う人たちと会話しながら、異文化を体験できるような雰囲気もあり、ホテルとは違ったスタイルで最近人気を集めているようだ。数日からも宿泊はできるが、長期の方が1泊あたりの値段は安くなる。詳しい状況を聞きたい場合は、Toddさんのメールアドレスphotojock1@gmail.comまで。