EDUCATION

存在感を増すeスポーツ

ここ数年世界中でeスポーツが人気を増し、オリンピックの種目になるのではないかと騒ぎ始められしばらく立ちます。ここハワイでも人気が高く、プナホウスクールでは新しくeスポーツクラブが正式に放課後のクラブとして認められた。数年前から、アラモアナセンターのマイクロソフトショップでは、一般の高校生同士が「リーグオブレジェンド」のゲームを戦う場所を提供するなど、人気の広がりを見せている。

回プナホウスクールでは高校生を対象にこのeスポーツクラブが発足。週1、2回のペースで「リーグオブレジェンド」の戦い方などを教えていた。なんでもこのゲームは世界で7000万人以上プレイしているという人気の無料オンラインゲーム。
公立、私立高校生同士で戦いを進めて行った。オアフ島だけでなく、マウイ、ハワイ島からも参加。頂上決戦は、アロハタワーにあるハワイパシフィック大学が会場となった。決勝の高校は、イオラニや他の高校を破ったプナホウ校と公立のモアナルア校。1回のゲームに5人ずつがチームとなって競い合うもの。1回の試合は30分から45分くらいかかるようで、5人がイヤフォンをしながら、コミュニケーションを取り、相手陣地を攻めていくわけであるが、その戦略などがキーになり、各学校でもこのオンラインゲームを正式にクラブ活動として認められている。最後の決勝はモアナルア高校が優勝。15000ドル(約160万円)が奨学金として渡された。

このハワイパシフィック大学は、ハワイ州において最初のeスポーツの奨学金を渡すということで注目、今回このトーナメントを統括することになった。2018年1月から12の私立、公立高校を指揮し、1月末、決勝戦となった。プナホウの子供達は「すでに来年こそは」と意気込んでいた。