ハワイ州観光局が発表した報告書によると、5月もハワイ州全域において、ホテルの営業成績は昨年を上回る数字を記録した。
- ハワイ州内全ての地域、全てのカテゴリーで数字は上昇または前月と同じ。
- 州全体では稼働率は1.5%、平均宿泊料は6.1%、RevPARは8.1%上昇。
詳細
島 | 稼働率(昨年同月比) | 平均宿泊料(昨年同月比) | RevPAR(昨年同月比) |
---|---|---|---|
オアフ | 83.3%(+2.2%) | $225(+4%) | $187(+7%) |
マウイ | 75.9%(変化なし) | $341(+10%) | $259(+10%) |
ハワイ | (変化なし) | $235(+6%) | $166(+5%) |
カウアイ | 78%(+3%) | $273(+10%) | $214(+15%) |
ハワイ州全域 | 79.5%(+1.5%) | $256(+6%) | $219(+8%) |
RevPARは部屋の稼働如何にかかわらず、全体の売り上げを全てのホテル部屋在庫数で割ったもの。業績を判断する大きな指標となる。
4月にカウアイで起こった洪水によってノースショアにはまだ影響が残るが、カウアイのホテルはこの5月、他の地域を差し置いて大きくRevPARを伸ばした。5月3日から島の東側で火山活動が盛んになっているハワイ島でも、数字に影響はあまり見られない。オアフでは既に稼働率が高かったため、さらに数字を伸ばすことに難儀した模様。それでも僅かながら業績は向上している。
ハワイ州観光局はSTR Inc.のデータを使用しており、162のホテル、48,519部屋、すなわち20部屋以上を持つ全ての宿泊施設のうち89.8%から取ったデータをもとに報告書を作成している。対象にはフルサービス、リミテッドサービス、コンドミニアムホテルのタイプが含まれる。
(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)
コメント
お盆や夏休みシーズンのホテルレートがどれだけ上がるのか、恐いような気がします。ーユーコ
ハワイ島の5月3日からの噴火にもかかわらず、稼働率が前年同月で比較し変化なしという事で、安心です。ーKID