ハワイ州のPublic Utilities Commission(公共事業委員会)はHawaiian Electric Co.(以下HECO)の基本料金の値上げを暫定的に承認した。これによってオアフ島の平均的な世帯の月の電気料金は約$2.82高くなる。
- 6年振り、約2.5%の電気料金値上げを前提的に承認
- 新しい基本料金の適用開始時期は未定
詳細
値上げが実施されると、500kwat/時の電力を使用しているオアフ島の典型的な家庭では、これまで1世帯あたり1月$132.32だった料金が$135.14になる。
2016年12月に6.9%の値上げを届出を提出したが承認されず、先月3.5%に下げて交渉し、さらに今月2.5%まで下げて承認された。これについてHECOの代表者は次のようにコメントしている。「ハワイ州が掲げている目標、100%再生可能エネルギーへの転換を叶えるべく全力でサポートし、6年間基本料金の値上げをせずにいたにも関わらず、2.5%の値上げしか認められず非常に残念に思っている。」さらに、HECOは今週再考の申請をする予定だと話した。
前回は2010年に6.6%の値上げを届出、2012年に3.4%が承認された。
コメント
HECOは再生可能エネルギー100%化に向けて色々と研究開発や設備投資もしていることと思うので、値上げ承認といっても2.5%では代表者も恨み節の1つや2つは言いいたくなりますよね。ーBubble Age
ハワイの電気料金は高いという声をよく聞きますので、また不満の声が上がりそうですね。ーユーコ