三井不動産株式会社の100%子会社であるHALEKULANI CORPORATIONは「沖縄伊武部ビーチホテルプロジェクト」において、2019年に「ハレクラニ沖縄」をオープンすると発表した。
- 沖縄県国頭郡恩納村の1.7kmにわたる海岸線に面して、「ハレクラニ沖縄」を建設
- 三井不動産株式会社にとって、自社ブランドとして国内初のラグジュアリーホテル
「ハレクラニ沖縄」概要
HALEKULANI第二のリゾートは沖縄の西海岸、国頭郡恩納村のビーチに面した420エーカー(約13ha)の敷地に建設予定。360部屋全ての部屋がオーシャンビューとなる。ハレクラニの象徴であるオーキッドを飾ったプール、温泉を使ったスパと4つのレストラン、バーなどの施設が入る予定。
「ハレクラニ沖縄」では、100年に渡ってから世代を超えて受け継がれてきたHALEKULANIのレガシーを結晶化したサービスを提供する。2020年に予定されている那覇空港の拡大によって、日本や他のアジアからゲストを期待している。
Halekulaniは、Kimball夫妻が「Hau Tree hotel」を買い取り、1917年に「Halekulani」と名前を変えて営業したのが始まり。それ以来ワイキキにてホテル運営を続けており、今年2017年で操業100年を迎える。三井不動産株式会社はその後、1981年にHalekulaniを買収し、$125ミリオンを投資しして開発、1984年にグランドオープンした。この度の拡大は100年という節目のベンチマークともなる。
ハワイの業界関係者の声
「沖縄でHalekulaniという名前のホテルで素晴らしいサービスを経験する事は、美しいワイキキにあるオリジナルのHalekulaniを訪れるきっかけとなる」
(ハワイ観光局のPresident/CEO)
「沖縄でHalekulaniを開業する事は、見る目を持ち、ラグジュアリーな休暇を求めている国際的な旅行者への、ホテルのブランドバリューとハワイというブランドの証になる。」
(Members of Hawaii’s visitor industry)
「沖縄に進出する事は成長戦略の中の大きな決断。ゲストの基盤を強化し、新しいゲストを呼び込む事につながるだろう」
(Hospitality Advisors LCC president and CEO)
(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)
コメント
ハレクラニが沖縄に、カハラが横浜にと、ジャパンマネーで買収したハワイのラグジュアリーホテルの2巨頭が続々と日本に開業するのは、実に興味深いですね。数少ない日本のラグジュアリーホテルは外資に席巻されていますので、逆輸入の日本資本ラグジュアリーホテルに期待したいです。ーBubble Age
沖縄では本土企業の開発へ反対する声があります。お互いが納得して事を進められればいですね。ーユーコ
ここ数年の沖縄は、日本国内・国外からの観光客数を順調に獲得しているようなので、ハレクラニ沖縄の完成で、ハワイ・沖縄共に観光客が増えるとよいですね。ーKID
伊武部ビーチ
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