ハワイ時間今週火曜、州内で初めて医療大麻の合法的な販売が開始された。
- マウイ島「Maui Grown Therapies」にてハワイ時間今週火曜から医療大麻の販売開始。
- オアフ島サウス・キング通りのインターステート・ビル内の「Aloha Green」にて水曜から販売開始。
- 州が認可した独立機関「Steep Hill Hawaii」が有効性と純度を検査し、クリアした製品のみが販売される。
ハワイでの医療大麻事情
ハワイでは2000年に医療大麻が合法化されたが、患者はそれを合法的に手に入れる手段がなかった。2015年に取り扱い薬局設立に関する法律が通過してからも、実際の設立には至らなかった。法律面では、2016年7月には取り扱い薬局が設立可能となっていたが、その後も1年以上スタートが遅れ、医療用カンナビスを必要とする患者や介護者はフラストレーションを抱えていた。
ついに先週、研究所「Steep Hill Hawaii」が検査機関として州に認可され、検査をクリアした製品が、認可を受けた薬局で販売開始の流れとなった。
7月31日時点で、18,004人の登録された患者がおり、そのうち4000人はマウイに住んでいる。
第1号店となった「Maui Grown Therapies」
「Maui Grown Therapies」は6種類の医療大麻とともにオープンし、月曜までに10種類用意する予定だと、スポークスマンのTeri Gorman氏は話す。同社ではオイル、ローションやチンキ剤などの派生商品の販売を計画していたが、前述の検査機関では手作りの製品をテストすることはできないとのことで断念した。価格は1gあたり$19から。
購入者の声
「安全な商品を安全な環境で購入できるのは素晴らしい。正規ルート以外では、化学物質など何が入っているのか分からない。安全性の問題が解決された事はとても大きい。」
:クラ在住の52歳男性。
「合法的に購入が可能になって、高齢の市民や裏のマーケットにアクセスする手段がない人々は特に助かるはず。購入した医療大麻は、癌の治療のために減退した食欲を増進させるために使用する。」
:マカワオ在住の男性。
「医療大麻は痛み止めと不眠症のために使用する。合法的な販売は市民のためにもなるし、州がお金を稼ぐにはいい手段だと思う。」
:カイムキ在住の27歳男性。
(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)
コメント
医療目的の大麻ということで、懇願されていた方にとっては朗報ですね。今後はどこまで規律が保てるかがポイントかと思います。ハワイの学校では大麻を含むドラッグは一発退学の対象ですので、民の理性と官の規律に期待したいです。ーBubble Age
購入には「329 Medical Cannabis Card」という、州がハワイ市民にのみ発行する登録証が必要なようです。州外の人への販売は2018年に開始予定みたい。ーユーコ
Maui Grown Therapies
住所 | Maui Lani Village Center, 44 Paa St.,Kahului |
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ホームページ | Maui Grown Therapies |
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Aloha Green
住所 | Interstate building, 1314 South King St., Honolulu, HI 9681 |
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ホームページ | Aloha Green |
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