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ハワイフード&ワインフェスティバル 今年9回目を開催

第9回目となる「ハワイフード&ワインフェスティバル」、今年はハワイ島、マウイ島、そしてオアフ島にて開催されている。今年は117人の世界的シェフ、40人のワインメーカーが集まり、地元ハワイで取れた食材を使って美食を披露。
皮切りは10月5日ハワイ島のワイコロア・ビーチ・マイオット・リゾート&スパで、ポルトガルからスペインまでイベリアのご馳走と題して食の祭典が開かれた。その後マウイ島のシェラトン・マウイ・リゾート&スパや、ハイアット・リージェンシー・マウイ・リゾート&スパなどをめぐり10月23日からは場所をオアフ島に移した。
23日にはワードのビクトリアワードパークにおいてハワードヒューズコーポレーション&バーベキューと題して開催、その後アロヒラニリゾートワイキキビーチ、ハワイアン航空提供によりハワイコンベンションセンター、ハレクラニ、そして27日最終日にはまたビクトリアワードパークでイベントが行われ幕を閉じる。
今回はハイアットリージェンシーワイキキビーチリゾート&スパで開催されたフィエスタ24/7に参加した。夜9時からというハワイの食関係のイベントとしては少し遅い開演であったが、メディアを含めて通常のお客様も会場入りした。場所は3階のオープンスペース、プールを囲み7名のシェフが自分たちの料理を披露していた。
ホノルルから3名、あとはロス、シカゴ、ラスベガス、サンタフェからのシェフが料理を披露。当日は、このイベントの発起人でもある、アランウォンシェフもやってきていた。当日一般客も95ドル支払えば、この中に入って食べたり飲んだりできるわけだ。どのイベントも一般の人も参加できるので、ハワイの地元の人も楽しみしているイベントの1つになっている。
ハワイを代表するアランウォン氏とロイズなどで知られるロイヤマグチ氏が、発起人となってはじめたこのフェスティバル。ハワイは100万人ほどの小さな州ではあるが、ワイキキをはじめマウイやコオリナなど世界に名だたるホテルが集結している。そんなホテルには有名なレストランも入っている。料理家として腕を振るう場所が、ハワイには多くあり、そんなことも含めてアランウォン氏やロイヤマグチ氏は、2年生のカレッジに料理学部を設定したいと考えている、それはハワイの料理家を目指している人たちにとっても活躍のチャンスを作りたいと思っていることでもある。

地産地消も含めてハワイの農家も助けたいとしてはじめたこのイベントも、学生にとっても農家やホテルのシェフにとってもウィンウィンであるこのイベントは着実に認知されてきている。