厳格な規則と高い税金のもと、合法な短期レンタルを増やす

ホノルル市の市長は先週スピーチにて、より厳格な規則と高い税金のもと、合法短期レンタルを増やす計画を発表した。

• 市が短期レンタルの許可発行を凍結しており、許可のない違法営業が急増している。
• 増加する観光客に対応するためにも、厳格な規則と税金を課した上で短期レンタルを増やす考え。

ホテル・リゾート地区を除き、市が短期レンタル（B&B施設、短期バケーションユニット：TVU）への許可発行を停止してから30年近くが経った。凍結によって、オアフの合法的なTVUは約800件、B&Bは44にとどまっている。しかしながら統計によると、許可無しで違法短期レンタル施設を運営している者は20,000を優に超える。違反者の多くはオアフで運営を行っている。このような違法な運営は長い事議論の対象となっているが、管理することができず、市は何億もの罰金や得るべき税収入を逃している。

ホノルル市長は先週行われたスピーチにて、違法な短期レンタルの急増がいくつかの地域の特性を損なっていることや、住民のための手頃な価格の住宅数に影響を与えているとの認識について話した。一方で、違法なバケーションレンタルを閉鎖すると、来訪者の流れを著しく滞らせることになるとも述べ、ハワイの観光依存について深刻な経済的懸念を示した。

現状を踏まえ、市は合法なB&BとTVUを増やす計画を急ピッチで進める予定。ただ、その運営は不動産の所有者に限り、より厳しいガイドラインを適用し、より高いレートの固定資産税を支払いを求める。計画のポイントは、短期レンタルが出す全ての広告に、市が割り振った登録番号を記載させること。また、オーナー不在の運営は騒音や交通に関する問題につながることが多いため、市に運営を登録できるのは、オーナーが居住している物件に限る方針。

市長の計画では、違法に広告を出した者は、初めの違反通知から7日後から1日あたり$25,000の罰金を課せられる。その後、1日あたり$100,000に上がる。支払いがない場合、レンタルしている不動産の差し押さえと他の罰則が与えられる。

（ホノルル・スター・アドバタイザーより引用）

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罰金がすごく高いですね。これなら違反する人も減りそう。ーユーコ

オーナーが居住している物件に限るとなると大多数の物件がNGになる気がしますね。　ーKID