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第7回Hawaii Food & Wine Festival 120社が参加し盛況

Hawaii Food & Wine Festival(ハワイフード&ワインフェスティバル)は、ハワイを代表するシェフAlan Wong(アラン・ウォン)氏とRoy Yamaguchi(ロイ・ヤマグチ)氏が発起人となり、始まったもの。ハワイにいる人たちがもっと料理について勉強できるように、集まった資金でハワイでの大学内に料理学部を作りたいと数年前に山口氏が話していたことを鮮明に覚えている。このフェスティバルも7回目を迎え、ハワイにはここ数年多くの新規レストランが入ってきている。また地元の人たちも美味しいものを食べる機会が増え、グルメ通も増えてきた。今回はそのイベントの一つを体験した。

笑顔で対応するスタッフ

丁寧な盛り付け

イベントは日没後も続く

今年は10月20日にマウイ島で開催された「ロイズ・ゴルフ・クラシック」、10月28日はハワイ島、11月1日~5日はオアフ島で開催された。オアフ島では、「The Modern Honolulu(ザ・モダン・ホノルル)」、「Halekulani(ハレクラニ)」、「Hyatt Regency Waikiki Beach Resort & Spa(ハイアットリージェンシーワイキキビーチリゾート&スパ)」、「Ko Olina(コオリナリゾート)」、「Bishop Museum(ビショップ美術館)」などで開催、私はモダンホノルルのホテル内で開催されたスパイス・マーケットに参加。今回は総勢120名に及ぶシェフが参加。ハワイで取れた山海の幸を生かした料理を創作し、このイベントに合わせて作ったものが披露された。

イベントに参加したWongシェフ

地元ハワイの有名シェフや国際的マスターシェフが一堂に集まると知られるイベント。メディアだけでなく、一般の人もお金を払えば料理が楽しめるということで、モダンホノルルでは夕方5時の開演とともに人が集まってきていた。この日は13人の世界的シェフを迎えた。

イベントに参加したYamaguchiシェフ

2階のプールエリアを解放して、そのプールサイドを利用して多くのシェフが料理を披露していた。ハワイのシェフだけでなく、ボストン、ロス、サンフランシスコなど、この日のために造ったハワイに合う料理を披露、参加している人たちもそれぞれの料理に舌鼓を打っていた。

多くの参加者で賑わう

夕暮れ時から夜になる時間、ホテルの2階からはだんだんと日が暮れる様子を見ることもでき、場所としても最適。食べ物だけでなく、「Honolulu Coffee(ホノルルコーヒー)」はデザートを、またワインや美味しいカクテルを出してくれるブースもあり、皆ゆっくりと歓談している内に幕を閉じた。

日本から参加した建守氏

ロイヤルハワイアンセンターにあるタイ料理の「Noi Thai(ノイタイ)」も新しい料理を披露、また日本からのシェフも参加。鳥料理の「たて森」として知られる建守氏も、今回のフェスティバルに参加した。日本だけでなく、ホノルルにも焼き鳥の店を出したいと今計画中。

「茅野や」の料理

またオーガニックの出汁で知られる「茅野や」も出店。ハワイの幸を活かした稲荷風寿司を出し、地元の人からも人気を集めていた。アラン・ウォンズ氏とロイ・山口氏も、前後開催されるすべてのイベントに顔を出しており、このイベントの様子を生で感じたいということで、各ブースを回りながら各シェフたちとも歓談していた。