ワイキキで一番フォトジェニックなカフェと言われる 「ハワイアン・アロマカフェ」のビーチコマー店は、カラカウア通りに面したホリデーイン・ビーチコマーホテルのエスカレーターを上ったすぐ左手。プールサイドへと続く天井の高い店内は、アメリカや日本の雑誌のファッション撮影のロケ地としても人気の“絵になる空間”だ。
メニューは、クオリティの高いヨーロピアンテイストのコーヒーやパニーニ、ワッフル、アサイーボウルなど、朝食からプールサイドのスナックまで充実のセレクション。また、オーナーのセンスが光る小物も揃っており、キュートなハワイアンプリントのエコバッグやパイナップル柄のドアマット、ハワイアン・アロマカフェ特製のマグカップやアクセスサーフとコラボしたチャリティTシャツなど、思わず手に取りたくなるようなアイテムが並んでいる。
そのハワイアン・アロマカフェが、このほどリカーライセンスを取得。2017年9月1日から営業時間もビーチコマー店のみ午後10時までに延長し、終日ワインやビール、カクテルなどの提供を始める。また、ドリンクに合わせたフードメニューも開発。ハワイアン・アロマカフェらしいツイストの効いたユニークなバーフードを揃えている。今回は新しいカクテルアワーオープンに合わせのメディアイベントに参加した。
夕方6時からカクテルも加わり、カフェの外のプールサイドには、ライブミュージックもあり、皆が夕暮れから夜に変わる涼しい風を感じながら、楽しんでいる。すぐ向こう側にはロイヤルハワイアンホテル、また右上を見上げると、トップオブワイキキや、これまた新しくオープンしたスカイワイキキでアルコールを楽しむ人の影も見える、夜のワイキキやカラカウア通りを歩く人を2階のビーチサイドから見下ろす感じだ。
新しいバードリンクメニューは、「アロハ」と「バブルズ・フォー・トラブルズ」という2つのカクテルコレクションから成る。アロハコレクションは、ALOHAの“A”が頭文字についた“Another Day in Paradaise(アナザーデイ・イン・パラダイス)”、“L”が頭文字についた“Lost in Waikiki(ロスト・イン・ワイキキ)”を始め、“Orange Sunset(オレンジサンセット)”、“Happy Hour(ハッピーアワー)”、“A Hui Hou(アフイホウ)”など全5種類。
一方のバブルズ・フォー・トラブルズコレクションは、フルーツやフラワーのフレイバーが香るスパークリングワインをベースにした、華やかでおしゃれなカクテル。ワイルドブラックベリーやラズベリーフリング、ハイビスカスD.ライトなど、全部で7種類のフレーバーが用意されている。見た目はとてもカラフルであるが、味わってみるとなかなかしっかりしたアルコール度。
また、「ププズ・イン・パラダイス」をテーマにしたこれらのドリンクにぴったりのププ(おつまみ)は、ポートベロマッシュルームを挟んだベトナム風サンドイッチ “ベジタリアン・バンミー&ユー”、マカダミアナッツとチキンサラダを挟んだ“マックチキン”サンドイッチ、ローストパイナップルとハバネロソースでマリネしたアンガスビーフを挟んだパニオロスタイルのサンドイッチ“ハワイアン・スタリオン”、ほぐしたバーベキューポークをタロのバンズで挟んだスライダー“パラダイス・パープル・プア”など、5種類が揃う。
観光客も、また地元の人も参加するこのカフェ。夕方はまたガラリと違った雰囲気となり、新しいスポットとして注目されそうだ。