ザカウンターバーガーが3月末にミッドタウンにオープンした。ハワイの高校に通っていた息子との思い出のお店であったこともあり、早々に訪れてみた。店内は六本木という場所柄、カハラのお店よりはモダンで垢抜けた風であった。
六本木店店内
カハラ店店内
カスタマイズのオーダーシートやアイコニックな白く短い鉛筆はしっかり踏襲されていて懐かしさがこみ上げてきた。肉を堪能したいとの思いから、ベビースピナッチをバンズ代わりに炭水化物をカット(因みに定番はブリオッシュバンズ)。罪悪感が薄れたのか、パテを2倍、チーズを2種にベーコンまでトッピングと少し調子に乗り過ぎ感を悟り、せめてもの言い訳作りでトマトとオニオンをオーダーし、完了。
六本木店オーダーシート
カハラ店オーダーシート
すかさずビールを注文。アメリカのハンバーガーには何と言ってもビールが似合う。ハートランドもいいが、ここはアメリカのビール、ブルックリンラガーがおすすめ。フレンチフライをつまみにビールを啜っていると、カスタムバーガーの到着を待たずに、2杯目のビールに手が伸びていた。さすがに自重しペースを落としたところで、漸くの真打登場となった。
バンズがないせいか、聊か迫力には欠ける印象。しかし次の瞬間、ベビースピナッチでカモフラージュした肉の塊にトマトとオニオンをベレー帽のようにかぶった風は、ハンバーグステーキのいでたちであった。ミッドタウン店のポリシーで焼き方はウェルダンかミディアムウェルとのことで、聊か物足りなさを感じたが(カハラ店ではミディアムレアやレアも頼めたような・・・)、肉の旨味と食感はきちんと伝承されていて、期待通りの美味しさであった。
六本木店バーガー
カハラ店バーガー
オーダーした一押しのガーリックアリオリソースもいいが、”何も付けず”が1番ご機嫌かなと思いながら、ローカル感漂うカハラ店の懐かしさがこみ上げて、気が付くと3杯目のビールを片手に、ハワイでの写真をスクロールしていた。