ホノルル市内から約35キロのオアフ島西部にある、Aulani Disney Resort & Spa Ko Olina Hawaii（アウラニ・ディズニー・リゾート＆スパ コオリナ・ハワイ）。周辺はコオリナ地区と呼ばれ、フォーシーズンズなどがあるリゾート指定地区の1つだ。雄大な自然に囲まれてゆったりとした時間が流れるコオリナは、同じリゾート指定地区ではあるが人が多く賑やかなワイキキとは、全く景観が異なる。オアフにいながらまるで離島と錯覚してしまいそうなこの地域は、近年日本人観光客から人気を集めている。
Aulani Disney Resortの敷地内には幾つかのレストランがあるが、今回はコンテポラリー・アイランド・クッキングを提供する’AMA’AMA（アマアマ）へ。店名は地元で獲れるボラ科の魚「アマアマ」に由来する。
店内は12世紀のオアフ島リーワード・コーストの漁村をイメージした内装。オープンエアの解放的なつくりになっており、ダイニングルームには浜辺の家を模した藁葺き屋根や噴水がある。天井には昔ハワイの漁師が使っていたような網が飾られている。
’AMA’AMAの魅力の1つは、そこからの景色だろう。ガラスなどの仕切りがないため、店内からも目の前に広がるビーチの眺めを堪能することができる。特に夕暮れ時には、目の前のコオリナ・ラグーンに沈んでいく太陽が素晴らしく、ロマンティックなシチュエーションはカップルにも人気だ。
今回のランチではたっぷりのロブスターの身、ベーコン、レタス、ポルトガルの甘いロールパンにサンドされたロブスターロール24ドル、醤油味のキハダマグロ、卵、タコ、海苔のシーフードポケボウル23ドルを注文。どちらも人気のメニューだ。他にも新鮮なシーフードや肉を使った料理が豊富で、地元の食材を強く意識したメニューになっている。3月28日のディナーからは、シーフード、肉、ソースなどをそれぞれ選択可能なカスタマイズメニューが登場している。
ランチ、ディナータイムは宿泊者だけでなく、ホノルルに住む人や他のホテル宿泊者も利用可能。ドレスコードがあり、水着の場合は羽織物の着用、裸足やふさわしくない柄や文字の入った服装はNGだ。ワイキキから少々距離はあるが、車での移動で離島気分を味わう事が出来るなら、足を延ばす価値は十分にある。
ランチの後ホテル内を散策していると、ディズニーのキャラクターたちが宿泊ゲスト達と一緒に写真撮影をしていた。キャラクターとのグリーティングはリゾート宿泊者の特権だ。春休みとあって、写真撮影には列ができていた。どこでもディズニーのキャラクターたちの人気は変わらず、大人も思わず笑顔になれる場所だ。