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リッツカールトンレジデンスの現状とは

ワイキキのカラカウア通りから少し歩いたところにある、リッツカールトンレジデンス。近くにはトランプタワー、ハレクラニなど多くのホテルが立つ。今回はこのリッツカールトンのレジデンス部長のテオ・フレミング氏に話を聞いた。
コンドホテルのリッツカールトン:合計552の部屋があり、そのうち300のユニットはホテルレンタルプログラムに入っている。これは予約の管理から、クリーニングなど全てリッツカールトンが行ってくれるシステム。もう1つ、残りの252の部屋はオーナーレジデンスと呼ばれていて、オーナーたちは他人にレンタルすることは出来ないが、家族や友人など利害関係がない人への部屋の提供は問題ない。まずホテルレンタルプログラムに加入している人たちにとっては4つの利点がある。1つには自分がハワイにやってきたいときに滞在できる、2つには自分が行かない時には他のお客さんに住んでもらい、その収入が期待できる、3つ目は将来的に不動産価値として値上がることを期待できる。最後はリッツカールトンというブランド。ワイキキの一等地にたち、世界的にもブランドが確立しているこのホテルに自分の部屋が1室あるということ。とフレミングさんは述べている。
もう1つのスタイルはホテルプログラムに入らず、フルタイムでずっとここに住み続けるタイプ。もちろん自分がいない時は友人や家族が住むこともできる。ここでの部屋の管理は自分で全てアレンジすることになる。通常リッツカールトンのオーナーでなく、ワイキキに遊びにやってきてリッツカールトンに滞在したい場合は、約300のユニットのホテルレンタルプログラムの方を予約し、滞在することになる。またホテルレンタルプログラムに加入するとハウスキーピングリッツ側で行うが、部屋の中の家具・家電は全てリッツで購入したものになる。
一方、オーナーレジデンスは、家具も自分の好きなようにカスタマイズできる。テーブルや照明など自分の好きなものを購入でき、選択が広がりる。ただ、コロナ禍の2年は殆どの観光客がハワイに来られず、ワイキキも多くのホテルが閉鎖となってしまった。ここリッツも同じような状況で、投資目的で購入されたオーナー方もこの2年は思うように収益があがらず、厳しい状況であった。
リッツカールトンレジデンスを購入動機は大きくわけで2つある。まずラグジュアリーなライフスタイルを求める欲求。「1部屋の購入は安くはありません。ただリッツカールトンというブランドの価値はご存知のはず」プールやカバナでゆっくりすることもできる。バドラーサービスがあり、部屋の中でシェフが料理をしてくれる、コンシェルジェの人が様々なサービスやオプショナルツアーなどのアレンジもしてくれる。もう1つは「投資目的」とはフレミングさんの弁。「日本人の場合は大体年に1、2回やってくる人がほとんどです。ただオアフ島のノースショアにコンドを1つ所有し、このリッツカールトンを行ったり来たりしながら年中このオアフ島に住んでいる日本人もいます」と続ける。
「552のオーナーを持つ中で、我々レジデンスチームは7名で対応しています。」フレミングさん以外は皆日本語が話せるという。「私たちはそのオーナーたちとのパーソナルな関係をとても大切にしています。お誕生日だけでなく、こちらにいるときはハワイ大学のバレーボールの試合のチケットをアレンジしたり、またオーナーが日本にいるときにその部屋で水漏れがあった場合にはこちらのレジデンスチームが責任を持って対応する」など、オーナーとレジデンスチームの関係がとてもいいことを伝えたいとフレミングさん。
このゴールデンウィークにはティファニーとリッツカールトンのレジデンスのお客様限定に、イベントが開かれる予定。現在252のオーナーの内、日本人がトップ。その次が北アメリカ人とのこと。当初は75%近く日本人が占めていたが、コロナ禍を通して現在60~65%くらいになっているという。アメリカの人たちはこのコロナ禍リモートの仕事が進み、ハワイに家を買って移って来られた人たちも多いという。またここに住んでいない場合、Vacant care programというオプションもあり、3ヶ月に1回、スタッフがACや照明、水回りなど全てチェックしてくれることもできる。
リッツカールトンレジデンスはアイロンゲート(Irongate)というカリフォルニア、コロラド、ハワイ、メキシコなどの世界クラスの都市のレジデンスおよびリゾートコミュニティ事業に特化したフルサービスの不動産開発会社が保有している。現在、全てのユニットは売れてしまっている状態だが、各オーナーが売りに出しているユニットもあり、不動産会社を通じ、ウェブサイトなどで確認できる。