4月中旬辺りから、急に日本のテレビ会社から最近のホノルルの様子についての問合せが連日のようにあると、ホノルルでツアー会社を経営する友人が明かしてくれた。同時にJTBやHISなどの大手旅行代理店も2年ぶりにツアーを再開したというニュースが入り、ここハワイも明るい雰囲気になっている様子。そんな中、ホテル側からも様々なニュースが入ってきている。
まずカハラホテルでは、再び訪れる日本からのゲストに感謝の気持ちを込め、総支配人ジョー・イバラからのウェルカムメッセージを添えたスパークリングワインをウェルカムアメニティとして到着時に部屋に届けるサービスをスタート。これは5月1日から10月末まで続けられる予定。
また、同ホテルでは4月22日の「地球の日」を祝い、環境保全・文化・芸術への取り組みから、持続的且つ再生可能な観光の大切さを伝える動画をリリースした。環境保護団体のコオラウマウンテン流域パートナーシップ、マラマ・マウナルア、マウナ ルア・フィッシュポンド・ヘリテージセンター、そして海洋生物学ハワイ研究所の協力のもと 作成された9分のビデオでは、ハワイを訪れる観光客の方一人ひとりがどのように環境保全に貢献できるかを紹介している。このビデオでは、カハラホテルが位置するワイアラエ-カハラ地区の歴史的背景を始め、観光による自然環境への影響、土地開発による森林生態系への変化、海や大地からの恵み、そして野生生物の保護などについて学んでいただける。動画は客室内のテレビにて鑑賞できる。
カハラホテルでは KISCA プログラム(カハラホテル独自のサステイナビリティ・文化・芸術へ の推進活動)の一環として、オアフ島ノースショアのガンストック牧場にハワイ固有種である ミロの木を20万本植えることを目標とし、現在1万 3千本を植樹しており森林再生に努めている。また次世代への文化継承として、館内にてハワイアンカルチャー・ワークショップを 提供しており、人気のあるフラやレイ作り、ラウハラの葉からハワイ伝統の編み方でブレスレットや帽子を作成したり、オヘ・カパラと呼ばれる竹製の模様スタンプにてブックマークを作ったりと様々なアクティビティを提供している。また海洋生物と触れ合うイベントや、野生生物の生態系について学びながらアートを楽しめるケイキ(子供)アートのクラスに、専門家を招いて行われる自然環境に関してのセミナーなど、ホテルゲストに限らず地域住民も参加できるものとなっている。
カハラホテルはこれからもハワイの美しい天然資源や文化、歴史を守り続け、ハワイの素晴らしさを後世に伝えていくとしている。
カハラホテルはこれからもハワイの美しい天然資源や文化、歴史を守り続け、ハワイの素晴らしさを後世に伝えていくとしている。