ハワイでは、7月4日の独立記念日に行われたBBQパーティなど多人数が密になり、かつマスクをしないなどのパーティが重なり、ここ数日3桁の感染者数が続いており、家庭内感染も多いと聞く。8月8日の発表ではその日の感染者は231人。前日も200人超え。8月8日から9月4日まで2度目のオアフ島外出制限令が発令された。
これにより、これまで島内間の移動も自由にできていたのが、8月11日からは島内間の移動の人たちも14日間の自主隔離が始まる。9月1日から自主隔離をしたくない人はハワイに入ってくる前3日以内にPCR検査陰性結果を証明する必要がある。
今回の発令では、ボタニカルガーデン、ドッグガーデンをはじめとした市の公園は全て閉園、海へも相変わらずサーフィンは認められているものの、ビーチでくつろいだり、話をして立ち止まってはいけないとされている。8月は月に4便、9月は2便の臨時便をJALが飛ばすことは決まっていますが、到着した後も14日間の自主隔離が9月末まで続く。まだまだ一般の観光客が入ってくるには目処が立っていない。
8月3日から公立学校では新学期が始まることになっていたが、2週間延期して17日より開始。当初はこれも延期されると思われていたが、そのまま17日から始まる模様。ただ4週間はオンラインでの授業となる。私立のプナホウスクールも20日から始まるものの、取敢えず4週間のオンライン授業に切り替えとなった。3月の最終学期から卒業、そしてサマースクールと半年近くキャンパスに行けてない状況になっている。ハワイ大学もキャンパスとオンラインの両方で行うとしているもののオンラインが多くなっているのが実態のようだ。自分の現地の大学に行かず、ハワイに残りオンライン授業を受ける大学生も多いこの時期。ますます高い授業料のアメリカの大学への進入について考える親御さんも多く、今年の高校3年生は悩みどころとなるだろう。
*写真はアヒ・ポキさんの許可を得て掲載しています。