ワイキキ内でもこの2、3年インターナショナルショッピングモールがリニューアルオープン、またキングスビレッジも取り壊されて景観も変わってきているパシフィックビーチホテルがアロヒロラニリゾートワイキキビーチに。そんな中新しいホテルがオープン。ハレプナワイキキと呼ばれるホテルは、ハレクラニの対面にできたホテルである。以前ワイキキパークのホテルがあった場所といえばわかる人も多いであろう。ハレプナは、ハワイ語で「館」を意味する“ハレ”と「泉」を意味する“プナ”を合わせ、英語では “The House of Welcoming Waters”と意味する。
由来は、ワイキキがきらびやかなビーチリゾートと なる、遥か昔の話に遡る。かつてのワイキキは、冷たい湧きに恵まれた緑豊かな湿地帯が広がっていたと言われている。その中にたったひとつだけ、温かい泉が湧いたと言われている。ハワイ語で“ロコ オ オ Loko ‘Ō‘ō”という天然の泉。ハワイの王族や高貴な人々が集まり社交を楽しんだ場に、ハレプナは位置していると言われている。確かに“ハレ”「泉」の名前にもある通り、ロビーや至る所に泉を意味するようなデザインがされているのも注目すべきところであろう。
三井不動産グループのハレクラニコーポレーションは、2019 年 10月 25 日から「ハレプナワイキキ バイ ハレクラニ」の宿泊予約をホテル公式サイトにてスタートした。公式サイトでは、オンライン予約が可能となり、航空券とホテルの宿泊予約が同時にできる「航空券+宿泊」予約システムも利用できる。ワイキキ ビーチを臨む4つのスイートルームを含む 288室の客室。ハレクラニほど目の前がビーチということではないが、道を挟んだ場所にあるためビーチもすぐそば、客室からの眺めも良い。
ホテル内には、ハレクラニが運営するオールデイダイニング「ハレクラニベーカリー&レストラン」がオープンしている。日本を代表するホテル「帝国ホテル東京」との業務提携によりベーカリーシェフが就任。地元で採れた食材を活かしたバラエティー溢れるメニューや毎朝焼きたてのフレッシュベーカリー、特製スイーツを食べることができる。ここのパイナップルココナッツのクロワッサンはすぐ売れ切れになってしまう人気のパンだとか。
階屋外にはバーを併設したインフィニティプールが新設。プールデッキにあるカバナでは、ハレクラニの「スパハレクラニ」によるトリートメント施術を受けられる。 施設のデザインは「ハレクラニ沖縄」もてがけた「シャンパリモーデザイン社」が担当。シックな インテリアとハレクラニブランドのアイデンティティを継承した白とブルー色を基調とした客室の内装になっている。価格帯はスタンダードルーム 350 ドル〜スイートルーム 1100 ドル。
ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ 公式サイト:Halepuna Waikiki by Halekulanihalepuna.com/jp/