ワイキキのカラカウア通り沿い、海側では、デュークカハナモク像が立っている一等地。ここしばらく工事していたと思った場所に新しいホテルが出来上がっていた。その名は、エスパシオ ザジュエルオブワイキキ。アクアアストン系のホテルになるが、今までとは全く違ったスタイルのホテルである。
扉を開けた途端に広がるのは、モロッコの金属細工、イタリア産の大理石、やってくるお客様の情報を入手しており、ゲストサービスアンバサダーが迎えてくれる。2階に上がると座って受付ができる。24時間のバトラーサービスがついているのも特徴だ。例えば、プライベートビーチの体験をしたいなどのエクスカーションのアレンジから、部屋のドリンクやスナックの設置まで細かい対応をしてくれる。
また空港送迎、付帯レンタカーがあり、いつもベンツが3台用意されていて、予約をすればベンツを自分で運転可能。各部屋にはiPadが用意されている。スマートフォンの機能を持っており、照明の調節、ルームサービス、フロントデスクとのコミュニケーションもこれでできる。朝食は和食もあり、毎日部屋まで運んでくれる。
メインダイニングの“無限”または提携を予定しているレストランシェフをお部屋に呼んでプライベートダイニングをお楽しみいただける。
メインダイニングの“無限”または提携を予定しているレストランシェフをお部屋に呼んでプライベートダイニングをお楽しみいただける。
1泊5000ドルからということで最高6名までが宿泊できるこのお部屋。2、3ベッドルールになっていて、どこもゆったりとした作りになっている。風呂は日本人が好きな深めの浴槽があるのも嬉しい。食器はノリタケブランドを使っていたり、またアメニティはブルガリをとお洒落感もある。
部屋のバルコニーにジャグジーが付いているのもハワイならでは、という感じだ。各部屋に1室というプライベート感も嬉しい。9階建て、1部屋ごとにジュエリーの名前がついている、例えばダイヤモンド、サファイヤなど。それぞれのジュエリーの色に合わせた壁内装だったりしている。
隠れ家的にひっそりと立つホテルであるが、1階に1部屋で十分なスペースをもつこのホテル、夜はラウンジで、好きなワインを自動販売機のようなマシーンで楽しめる他、スパなどもあり、今のところ日本人客は10%程度、という。1泊から宿泊が可能で、3世代が宿泊するというケースが多いという。エクスペディアや楽天などオンラインを通じて予約する旅慣れた人たちが利用するこのホテル。2、3世代、家族や友人など大人数でやってくることが多いハワイでは、このように少し大きめの客室を持つホテルが注目されるのかもしれない。
エスパシオ ザ ジュエル オブ ワイキキ
2452 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815, United States
808-564-7615
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