早稲田実業の小学1年から3年生の15名が7月24日から1週間のサマーキャンプを実施した。場所はホノルル、マノアにあるミッドパシフィックインスティチュート。今年が4回目となるということで、先生、また親御さんも一緒にハワイ入りした。
実際5日間のうち、2日間はミッドパシフィックの生徒とペアになって、キャンパスを出て、一緒にハワイ大学を散策したり、マジックショーを見たり、またこちらの子供向けのアトラクションの“チャッキーチーズ”に行ったりして、交友を深めて行った。この子供同士の交友によって、早稲田実業の学生たちも英語を通しながら、アメリカの生活とか、日本とは違う文化について学び取ることができたと思うと、ミッドパフィシックの関係者は語る。
残り3日間は、英語、ウクレレ、ドラマ、ダンスなど、このミッドパシフィックの施設を使って早稲田の子供たちだけでの授業となった。この3日間の授業の終わりには簡単な曲であればウクレレを使って演奏できるようになったということだ。また、英語のクラスでは、エリック・カールの絵本である“頭から爪先まで(From Head to Toe)を使って、ジェスチャーを交えながら、英語を理解していくような授業をしたりと、まだ小学生の低学年であることから、耳や目を使って英語を勉強していく形になっていた。
今回学生らは、ワイキキのホテルで親御さんと一緒に滞在して一連のプログラムは終了した。早稲田は他にもスイスやオーストラリアへの留学もあるようだ。またミッドパシフィックの担当者は、「特にアジアとの国際プログラムに力を入れている。早稲田実業の、国際的な教育の機会を提供するという姿勢に感銘を受けている」という。2020年も早稲田実業と同様のプログラムを続けていきたいと続けた。