ワードではここ数年新しい高級コンドが完成、大きな話題となっている。今回はホールフーズにも直結でいけるアエオのコンドミニアムについて、また最近のワード地区に関することを、ダニーさんへ取材した。
ダニーさんは、不動産のビジネスを15年、特に高級不動産を担当している。地元の雑誌『ホノルルマガジン』が毎年行う「ベストリアルエステート・プロフェッショナルズ」に5年連続で選ばれており、クライアントからの信頼を獲得してきている人物。
ダニーさんは、不動産のビジネスを15年、特に高級不動産を担当している。地元の雑誌『ホノルルマガジン』が毎年行う「ベストリアルエステート・プロフェッショナルズ」に5年連続で選ばれており、クライアントからの信頼を獲得してきている人物。
カカアコは2014年くらいから建設ラッシュになっている。2016年に「ノブ」レストランが1階にあるワイエア、2017年にアナハ、そしてホールフーズが1階にあるアエオが2018年、今建設中のアアリイが2021年完成予定、そして2022年にはハワイ語でサトウキビという「コウラ」も完成予定だ。アアリイは、スタジオ、1ベッドルームがメインでベッドなどが壁に畳込めるスタイルのもので5000,000ドルくらいから、コウラはそれより少し高めの600、000ドルくらいから売りに出されるようだ。
アエオは2018年に完成し、できて半年たったばかりであるが、「いくつかのユニットが、今売りに出されている。買った時からすでに20−25%も高くなっている」とダニーさんは話す。ダニーさんの持っている1ベッドルームで23階のものは879,000ドル、もう1つは33階で2ベッドルームが1,486、900ドルだ。ダニーさん曰く、高級コンドを買う人たちは2種類いて、「1つはいつも新しい今度に住みたい人たち。2年ほど住めばキャピタルゲイン(売買差益)という税金を払わなくてもいいから、それを待って、また新しい今度に住み替える人、もう1つは税金を払ってもマネーゲームのように、次から次へとコンドを売買する人がいる」という。
ハワイは日本人にとって人気の場所であるという。ニューヨーク、サンフランシスコなどのアメリカ人も買うが、まだまだ日本人の企業や個人の人気が強いハワイ。韓国や中国人も買うが、日本人にとってハワイは不変に人気のある場所だとダニーさん。
ハワイの不動産市場はいつも上り調子。2008年のリーマンショックの時に少しダウンしたけれど、1、2年程度。2年後にはまた市場は戻った」とダニーさん。「10年くらい前は、アメリカ本土とハワイを比べると、ハワイが高かったけれど、今ではサンフランシスコの方がハワイより高い感じ」と続ける。
若者がハワイの不動産の高さについていけず、ハワイを離れる人が多いことについて、
ダニーさんは、「州でも色々と対策を考えている。例えば10年ちょっと前から、西のカポレイの地域に600,000ドルくらいからの2階建ての一戸建てを建設、その後もケアモク、カピオラニなどに新しいコンドミニアムを建設、またカピオラニレジデントと呼ばれるタウンにあるコンドミニアムは60%が低所得者向けに安い値段で売りに出している。また買えない場合は、新しい賃貸のコンドも建設した」と続ける。若い人たち、あるいは収入に限りのある人たちもハワイで生活ができるように、州も色々と考えているようだ。
ダニーさんは、「州でも色々と対策を考えている。例えば10年ちょっと前から、西のカポレイの地域に600,000ドルくらいからの2階建ての一戸建てを建設、その後もケアモク、カピオラニなどに新しいコンドミニアムを建設、またカピオラニレジデントと呼ばれるタウンにあるコンドミニアムは60%が低所得者向けに安い値段で売りに出している。また買えない場合は、新しい賃貸のコンドも建設した」と続ける。若い人たち、あるいは収入に限りのある人たちもハワイで生活ができるように、州も色々と考えているようだ。