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バンク・オブ・ハワイ、日本のSMBC信託銀行との業務提携契約

バンク・オブ・ハワイと日本のSMBC信託銀行は、ハワイに進出する日本のお客様向けにプライベート・バンキング・サービスを提供する業務提携を5月に契約。バンク・オブ・ハワイのインターナショナルクライアントグループのシニアバイスプレジデント&マネージャーのケン・新村さんにお話をお聞きしました。
この業務提携は、富裕層の人たちへのサービス強化の一環として、この契約終結に至ったという。これにより富裕層向けのプライベート・バンキングのサービスやスペシャリストによる信託や不動産のサービスなどのお客様向けサービスを強化していく。 「過去5年ハワイのカカアコ近くの不動産の動きは活発です。日本人個人投資家が海外投資する、その中でもハワイは人気のマーケット。そんなハワイで投資家へのサポートさせていただきたい」と新村さん。
「銀行業以外でもサービスを提供しております。例えば、日本のお客さまがハワイに投資をするというときに、必要に応じて、法務、財務、経理、不動産販売の分野において信頼できるパートナーを紹介していく」と続ける。
新村さんは、現在インターナショナルクライアントグループのバンキングサービスを提供するオフィサーたちを統括している。日本だけでなく、ハワイに住む日本語でサービスを希望する人も対象になるという。 インターナショナルクライアントは、韓国人、オーストラリア人、カナダ人、中国人の市場も含むが、 ハワイの不動産投資は、まだまだ日本がトップ、日本人投資家のハワイ熱は冷めずという具合。日本人の場合はリターンを求めるだけではなく、他の目的、ハワイに不動産を持つことによって例えば、ハワイでの余暇を楽しみたい、ハワイの教育とか、節税目的のためとかで、ハワイへの不動産を利用する人が多い。「ハワイでより安全に投資ができるようにお手伝いしてきたい」と同氏。
 「バンク・オブ・ハワイは、ハワイの中でトラスト事業の分野では最大手の1行。これからハワイに投資をする日本の投資家の人にもこういったサービスについても提供して行きたい」。
現在SMBC信託銀行とバンク・オブ・ハワイ間の電信送金サービスは無料になっている。また日本でセミナーの提供、そして信託のプランニング、融資、不動産ソリューションなどプライベート・バンキングにおいてお客様のニーズを満たす商品やサービスの開発など追加での提供を模索している。最近は オンラインで取引する人が多くなってきている中、テクノロジーの分野への投資は今後も続けていく。支店においては顧客とのコミュニケーションを深めるために、ミーティングスペースを増やすなど、大掛かりなレイアウト変更を実施している。