2017年夏から2018年10月にかけて、クイーン カピオラニ ホテルでは大規模な改装工事を進めていましたが、いよいよ10月23日に、旅行、ホテルおよびワイキキ周辺の関係者、メディアを招待してリニューアルオープンパーティが開催された。
ワイキキのランドマーク的存在のファサードや客室、公共スペース、プールデッキやラナイが一新されたほか、世界各地で人気店を展開するプラン ドゥ シー社運営の新しいカフェ「ノッツ コーヒー ロースターズ」とレストラン「デック」も登場。通りに面した正面部分は、クイーン カピオラニ ホテルのシンボルともいえる柱やフラワーモチーフの壁をそのまま残しながら、新しい照明が施された。カパフル通りのエントランス近くにある到着およびロビーエリアは、新しい家具、デコレーション、ショップなどと共によりいっそうアップグレードされた。
エントランスのロビーの天井を美しく彩るのは、ニュージーランドのアーティスト、デイビッド・トゥルブリッジが手がける鮮やかで幾何学的な光の彫刻。トゥルブリッジは広大な太平洋と、その海に深いつながりを持つ当ホテルにインスピレーションを受け、これらの作品をデザインした。今回の改装にあたり、ホテル正面の特徴的な装飾と1960年代を感じさせるミッドセンチュリーモダンなアーチはそのまま保存される。ゲストのお客様には、サーフィンやアウトドアの楽しみといった、オーセンティックなハワイの伝統を感じてもらえるようになっている。
また今回の改装では、ホテルの伝統を保つにふさわしい、ハワイアンの王族の絵を飾った「ロイヤル・ギャラリー」も新しくなり、注目されている。2階に位置するギャラリーには、クラシックなアート作品から、歴史を感じさせるもの、モダンな展示品までが並び、訪れる人を何十年にもわたる視覚の旅へといざないます。デイビッド・カラカウア王やヴィクトリア・カイウラニ王女、そしてもちろんカピオラニ女王自身など王族を描いたオリジナルの油絵は、ロイヤル・ギャラリーによりいっそうの品格を与えてくれている。
3階のプール、レストランおよび300名を収容できる宴会場は、クイーン カピオラニ ホテルの真髄と言えます。ダイヤモンドヘッドからカピオラニ公園、ワイキキビーチまでの息を呑むような景色は、ワイキキに来たことを実感させてくれる場所。プールはよりモダンに生まれ変わり、新しく快適な家具も配された。
全315室の客室は、カジュアルながらもよりクリーンで快適に改装された。ヘッドボードやランプなどの家具は、ミッドセンチュリーモダンがテーマであるホテルのファサードにインスパイアされたもので、落ち着く色調とやわらかな照明の内装はモダンなビーチの雰囲気を演出した。その他クイーン カピオラニ ホテルの詳細は、下記の公式ウェブサイトで確認ができる。
Queen Kapiolani Hotel
Queen Kapiolani Hotel