ラグジュアリーリゾート、レジデンス、クラブを広く展開し、数々の受賞歴を持つ「Auberge Resorts Collection(オーベルジュ・リゾーツ・コレクション)」にこの度、ハワイ州ビッグアイランドの有名ラグジュアリーホテル「マウナ・ラニ・ベイ ホテル&バンガローズ」が加った。これに伴い、世界一流のタレントを集めた開発チームの指揮のもとで大規模な改修・改装工事を行う。工事完成後は、「マウナ・ラニ オーベルジュ・リゾーツ・コレクション」として新たなスタートを切る。
プロジェクトの開発・オーナーシップチームは、サンフランシスコに拠点を置く「ProspectHill Group」とハワイに拠点を置くホテルエグゼクティブPat Fitzgerald氏によるジョイントベンチャー「DiamondHead Land」と、大手機関投資家。改装計画はすでに着工しており、再オープンは2019年後半の予定。
関係者のコメント
「オーベルジュ・リゾーツ・コレクション」のオーナー会長のDan Friedkin氏は次のように話した。
「マウナ・ラニの数ある魅力の中でも特に際立つのは、その類まれな自然環境とハワイの歴史上重要な地であること。オーベルジュが誇る親近感あるおもてなし、世界一流のサービス、ハワイ島ならではのエキサイティングな冒険、そして斬新なコンテンポラリーデザインセンスでマウナ・ラニの魅力をより一層輝かせ、ゲストの皆さまに至高のハワイ体験をご提供できることを心から楽しみにしている」
「ダイヤモンドヘッド・ランド」のパートナー、Pat Fitzgerald氏は、「お客様にラグジュアリーなスタイルとパーソナルなサービスをお届けするというオーベルジュ・リゾーツ・コレクションのビジョンは、私たちの思いと共通している。それぞれのデスティネーションが持つ独特のライフスタイルと環境をしっかり把握し、それを心奪われるような見事な技で具現化してきたオーベルジュの実績は、まさに私たちがマウナ・ラニの進化に求めていたもの。オーベルジュとコラボレーションし、五感に響く真のハワイアンリゾートをプロデュースしていけることを思うと心が躍る」と述べている。
改装の全体像
美しい白砂のビーチ沿いに広がる32エーカー(約13万平方メートル)もの広大なマウナ・ラニの敷地内には、その昔ハワイの王族用の魚が養殖されていた神聖なフィッシュポンドや真っ黒な溶岩原、熱帯の植物が咲き誇るトロピカルガーデンが点在する。心身をゆったり癒し、冒険に挑戦し、本当の意味でのハワイアンカルチャーと伝統に浸る非日常なひととき。マウナ・ラニは、ハワイ古来のアロハ・アイナ(大地への愛)を尊重し、土地、海、そして伝統との深い繋がりが隅々まで感じられる、ほかとは一線を画すリゾートとして華麗に生まれ変わる。
1億ドルを超える総工費を掛けた改装工事はすでに順調に進行中で、完成後は、コハラ海岸地方の歴史と遺産、個性、スピリットが蘇った素晴らしい環境の中で、これまでとはまったく異なる新感覚のリゾート体験と、ハワイ島の自然と溶け合ったアクティブなライフスタイルをお届けする。
客室もグレードアップ
パブリックエリアおよびゲストルームの大々的なデザイン替えは、数々の受賞歴を誇るインテリアデザイン会社「Meyer Davis」が担当。マウナ・ラニのアイコニックな建物の完全改装ならびにリゾートの敷地およびガーデンの大規模レノベーションは、世界指折りの土地計画・建築事務所「Hart Howerton」が監督する。海岸沿いに残る神聖なフィッシュポンドやハワイ原生植物、遺跡は、損なうことなく大切に保存される。
計画の一環として客室総数を減らし、代わりに絵のように美しい海岸線のパノラマを見渡すオーシャンフロントおよびオーシャンビュースイートを新たに加える。プライベートプールやバトラーサービスなど最高峰の施設・サービスを備えた『リゾート内のリゾート』マウナ・ラニ・バンガローもグレードアップされ、これまでに増してプライベートな究極の隠れ家に生まれ変わる。
レストランも充実
オーベルジュは料理部門でも高く評価され、マウナ・ラニではその巧みな技にハワイ島各地のオーガニックファームで育った新鮮な幸を合わせ、星明りに照らされた海辺のディナーから、ビーチでのご家族いっしょの楽しい食事まで、五感に響くダイニング体験をお届けする。
大空を真っ赤に染めながら水平線の彼方に沈む夕日の景色が最高のオーシャンフロントレストラン「カヌーハウス」では、ハワイのフレーバー溢れる目にも美しい料理の数々を、ハンドクラフトカクテルや高級ワインとともにお楽しみいただける。「ベイテラス」は、朝食からディナーまで終日ご利用いただけるレストランに。新しくバーも併設され、夕方にはサンセットを眺めながら、美味しいカクテルとともにリラックスした時間をお過ごしいただくことができる。
施設やプログラムも新しく
南国の植物に彩られた広々としたリゾートの中心には、新しい大人用プールと家族用プール、その周りには日光浴などが楽しめる広場がいくつか誕生する。フィッシュポンドや果てしなく広がる太平洋を望む最新の大人用インフィニティエッジプール&ラウンジには、プライベートカバナテントも設置される。完全改装されたファミリープールでは、楽しい屋外プログラムが毎日開催される予定。
オーベルジュはまた、独自に開発したオーベルジュ・アドベンチャープログラムを導入します。このプログラムでは、リゾートの32エーカーにもおよぶ広大なスペースとハワイ島の大自然をフルに活用した各種アドベンチャーを提供する。キッズクラブからスタンドアップパドルボード、アウトリガーカヌーアドベンチャー、夜のたき火まで、オハナ(ファミリー) 全員にお楽しみいただけるプログラムもご用意。
元祖アイアンマン・トライアスロンの開催地であるハワイ島では、フィットネスが大変盛ん。そこでマウナ・ラニでは、アクティブなお客様のニーズにお応えすべく、5000平方フィート(465平方メートル)のフィットネス施設を整える。施設には、広々としたフィットネスガーデン、パーソナルトレーナー、各種レベルの屋内・屋外クラスが含まれる。また、ハワイ伝統のヒーリング哲学『ロカヒ(調和またはバランス)』に基づいたサービスをお届けするオーベルジュ・スパもオープンする。
本改装工事に伴い、マウナ・ラニは2018年10月より休館。2019年後半に、オーベルジュ リゾーツ コレクションホテルとして再オープンする。詳しくは、公式サイトをご覧ください。