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オアフ不動産市場閑散期の2月 穏やかながら価格は着実に上昇

オアフ島の住宅市場において、2月は毎年最も穏やかな月。今年も戸建の取引件数はわずかに減少したが、戸建、コンドミニアムともに価格中央値は上昇し続けている。

  • 2月は戸建の取引件数のみわずかに減少。
  • 取引価格の中央値も住宅ローンの金利も上昇を続けている。

数字

Honolulu Board of Realtorsは先週、2月のオアフの住宅売買に関する報告書を公開し、それによると戸建の取引件数は1.8%減少し、昨年同月の221件と比較して217件にとどまった。一方でコンドミニアムのセールスは6.4%上がり、昨年同月の362件から385件となった。
戸建の売却中央値は2.3%上がり、昨年同月の$755,000から$772,500に、コンドミニアムは6.2%上がって$385,000から$409,000となった。

分析

地元の不動産会社LocationsのCEO/代表は、この2月を「着実な月」だったと報告書で述べた。
予期されていた住宅ローンの利率の上昇が市場に影響を与えうるとしながらも、今のところ金利の上昇による需要の減少は見られず、逆に住宅購入を検討している人を後押ししていると解説した。
30年間の住宅ローンの固定金利平均は、1月1週目の3.95%から3月1週目には4.43%にあがった。参考までに、昨年はおおよそ4%前後、2016年は3.5%。
「住宅ローン利率は上昇し続けているが、まだアフォーダビリティに影響を与えるほどに達していない。しかしながら、レートは今年更に上がると予測している。」

The university of Hawaii Economic Research Organizationはオアフの戸建の売却中央値は今年4%上がって$784,000となり、コンドミニアムの中央値は6%上昇して$430,000となる、と予測している。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

中古物件中心に確実に不動産市場をマーケット化しているアメリカはさすがだと思います。利上げのペースアップは注視しないとですが、その中でも4%成長はさすがハワイですね。ただ固定資産の評価額がそれ以上に上がってきているのが、オーナーさん達には頭が痛いのでは?ーBubble Age

こんなに何年も順調に価格が上がるってすごいですね。現地に住む人は大変そうですけど。ーユーコ

市場閑散期にも着実に上昇するとは、とても堅調なマーケットですね。ーKID