Hawaii Stock Market Simulation（Hawaii SMS）は、ハワイの生徒達が米国の証券市場システムを学ぶための相互プログラム。これを利用して、現在コンテストを開催中。
- Hawaii Stock Market Simulationは実際の証券市場をリアルタイムに反映した学習プログラム。
- ブローカー手数料や取引手数料も反映され、現実に即した取引を経験することができる。
- 参加チームは常時4つの部門で順位付けされ、期間最終日に最終的な勝者を決定する。
詳細
2-4名の生徒でチームを組み、2月12日から4月20日までの10週間で、仮想の$100,000の元手を株、債券、投資信託に投資する。参加は無料。
Hawaii SMSはHawaii Council on Economic Educationによって運営され、州のDepartment of Commerce and Consumer Affairs’ Office of the Securities Commissionerが資金を提供している。
現在ハワイ州の25校、998チーム、1,767人の生徒と30人の教師が参加している。
参加チームは、アグレッシブ・グロース部門（Agressive Growth）、インカム/グロース部門（Income/Growth）、グロース部門（Growth）、エレメンタリー部門（Elementary：小学校3年生から中学校3年生対象）の4つの部門で競う。
（ホノルル・スター・アドバタイザーより引用）
コメント
労働報酬で得た対価を運用してキャピタルゲインする、資本主義の根本を子供の頃からリアルマーケットで疑似体験でき、その運用成績を競える環境、素晴らしいですね。まだまだ現金＆預貯金至上主義の日本、この先も外資のいい餌食になり続けそうで心配です。ーBubble Age
日本でも、日本証券業協会が株式学習ゲームというものを出しているみたいですね。学習ツールの一つとして授業で使うことを想定していて、参加者が競う形ではないみたいですが。ーユーコ
個人ではなくチームで運用するという試みが良いですね。多様な考え方を尊重しながら市場を体験する事ができるのは素晴らしいと思います。 ーKID