BIHI - ハワイろぐ -

クヒオビーチ侵食対策として「サンドマットレス」を導入

ビーチの侵食が進み、コンクリートが露出して危険だとかねてから問題となっていたクヒオビーチに、対策を目的とした「サンドマットレス」が敷かれた。

  • 進む侵食を食い止めるために、クヒオビーチに85ft.(約26m)の「砂のマット」を導入。
  • 「砂のマット」は海岸の危険物を覆い、粘土の海中流出による水質汚染を防ぐ。

詳細

1940年代に施工されたコンクリート部分が、近年の海岸侵食により露出していた。コンクリートを覆っていた砂が流され、下にあった粘土が海へ流失し、コンクリートによる危険と粘土による水質汚染が問題となっていた。また、侵食が進んだことで海岸線に沿って建てられていた倉庫群の安定性が失われ、ノースショアのサンセットビーチでは住民に立ち入り禁止令が出される事態となっている。

温暖化による海面上昇なども一因だが、当該エリアは夏には海流の影響を受け、標準水位が6〜10インチ(15-25cm)程高くなる事が大きな原因。導入された「砂のマット」は一時的な解決に過ぎないが、10〜20年は保つ見込み。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

サンドマットレス、しかも26mとは斬新な響きですね。湘南エリアなどでもビーチの浸食は深刻な問題となっていますし、興味津々ですね。ーBubble Age

サンドマットレスがどのような見た目なのか、気になります。ーユーコ

夏の大潮の際には、クヒオビーチ近辺で潮が流入する被害がありましたので、常に海水に晒されるコンクリートは老朽化に伴いメンテナンスが必要みたいですね。
一時的とはいえ「砂のマット」で10年保てるのはすごいですね。ーKID