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ホノルル鉄道計画 将来的にはハワイ大学マノア校まで延伸も

Honolulu Authority for Rapid Transportation(以下HART)の新しいエグゼクティブ・ディレクターが、ホノルル鉄道計画のUH Manoa(ハワイ大学マノア校)までの延伸の可能性の残すために努力していると話した。

  • 2007年に可決された案にはUH Manoaまでの鉄道計画が明言されていた。
  • 現在は資金の問題でAla Moana Centerまでの鉄道建設に専念している。
  • 将来の鉄道延伸のために、UH Manoaまでのルート、ルート上の通行権獲得等について検討中。

これまでの経緯

ホノルル鉄道計画の費用は増加の一途をたどり、現時点で$8億を超えている。一時はMiddle Streetまでの短縮も検討されたが、現在はAla Moana Centerまでの建設が決定している。市議会はこれまで、ハワイ州全体やホノルルでの増税、支援金などによって、Ala Moana Centerまでの20マイルの鉄道建設に足るだけの資金を確保することに専念してきた。

2007年に市によって可決された鉄道に関する案には、UH Manoaまでの鉄道建設が明言されていたものの、経営面の困難から実現不可能とされてきた。だがこの度、HARTの新エグゼクティブ・ディレクターが、将来的なUH Manoaまでの鉄道延長の可能性に向けて努力を続けていると話した。
一方で、まずはAla Moana Centerまで完成させる事が最優先であり、将来延伸が可能になった時のために研究を進めるに過ぎないと強調した。

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ハワイ大学マノア校までの延伸

UH Manoaまでのルートについては幾つかの案が検討されており、その内の1つはAla Moana Center駅からそのまま鉄道を伸ばすもの。
しかしながら、Ala Moana Center付近では不動産開発が盛んであり、鉄道の最終駅であるAla Moana Center駅からUH Manoaまで鉄道を伸ばすには、予定されていたルート上には少なくとも2つの高層ビルがある。45階建てのKapiolani Residence, mauka of the Ala Moana Hotelと、Atkinson DriveとKapiolani boulevardに建つ36階建てのManaolana Place Condominium Hotel Towerだ。

他に、Ala Moana Center駅に至る前に、本線から分かれるUH Manoa行きの副線を作る案も出ている。HARTは適切な方法に関する研究と分析を進めるともに、通行権の獲得を含む適切な行動を起こすよう市議会に動議を提出している。HARTは延長の建設への許可を今現在は求めていないと強調しており、あくまで将来市議会が公的な手続きを通して鉄道を延長したいと決定した際に、それができる道筋を残しておくための行動だと話した。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

大きな額の資金を投じるプロジェクトなので、様々な将来の可能性を考えて進めるのはいいことだと思います。ーユーコ

せっかくUHマノアまで鉄道を延長するのであれば、プナホウ通りなど、朝の渋滞のポイントも考慮に入れて延長して欲しいですね。ーKID