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「Keauhou Lane」申込受付開始から3か月 成約15%にとどまる

カカアコの低中所得層向け賃貸「Keauhou Lane(ケアウホウ・レーン)」への申し込みが、8月の受付開始以来伸び悩んでいる。需要は高いが、審査のための煩雑な手続きがネックとなっているようだ。

  • 「Keauhou Lane」の全209室のうち、入居者が決定しているのは現時点で33室のみ。
  • 同じ開発業者が隣接して建設したコンドミニアム「Keauhou Place」は既にほぼ成約済み。
  • 低中所得層向け賃貸の需要があるのは確かだが、収入や資産証明の手続きと審査のために。

「Keauhou Lane」概要

オレゴンを拠点とする開発業者、Gerding Edlenが、Kamehameha Schoolsが所有する土地に建設した低中所得層向け賃貸マンション。同じ敷地内に市場価格のコンドミニアム「Keauhou Place(ケアウホウ・プレイス)」があり、Gerding Edlenはこれとともに「Keauhou Lane」の管理も行っている。
全209室のうち、167室は年収が収入中央値の50%に満たない事が入居資格となっている。残る42室は年収が収入中央値の80%までの人々が対象。賃料は1ルーム$1,288から、2ベッドルーム$2,108まで。電気料金、上下水道料金は賃料に含まれない。駐車場は月$145で、すべての部屋は空調が付いている。

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注目を集めるためにイベントも

11月10日に「グランドオープニング」として、ライブ音楽、無料のカクテルとフードを振舞ってイベントを開いた。モデルユニットと設備を紹介し、ドリンクとフードは入居予定のテナントが提供する事で、「Keauhou Lane」をよく知ってもらう意図があった。

開発業者によると、イベント外でも1週間あたり15〜20人が見学に訪れ、ほとんどの見学者から良いフィードバックがあるという。入居者決定のペースについても、手続きと審査にかかる時間を考慮すれば妥当、とコメントしている。

だが、住宅市場のアナリストは、手続きや審査が複雑になればなるほど市場は歪むとしている。「Keauhou Lane」の入居希望者は審査のために、給与明細、確定申告に関する書類、資産や会計に関する情報などを提出する必要があるが、申し込み準備がハードルとなって、申し込みを躊躇させるようでは問題だと話している。

(ホノルル・スター・アドバタイザーより引用)

コメント

低所得者向けユニット成約数15%は驚きですね。所得制限がある訳で、それに関する証明書類の提出は至極当たり前だと思いますので、理由は他にありそうですね。カカアコは言わば高級住宅街となる訳で、安く住めても周りの物価が高く、生活費が高くつくことが一因ではと想像してしまいますね。ーBubble Age

もし不正があったら問題になるでしょうし、提出書類が多いのも、審査に時間がかかるのも仕方がない気もします。ーユーコ

今年に入って、低中所得層向けのコンド建設が多く発表されているようなので、今後開始されるであろう、他の開発業者にも参考になる経過報告ですね。ーKID